数寄

数寄モノ語り その195  2023年 納めのゴルフ

久し振りのゴルフだった なんのわだかまりもなく 133叩きしました まあ、こんなモンです しかし、今回の本来目的は栃木のゴルフ場での紅葉愛で したがってスコアも然ることながら ボールを11個失くした、だのという派手なことは 寧ろ紅葉観賞へのはなむ…

数寄モノ語り その178 粋な御夫婦と小料理屋の器

北大路魯山人作 黄瀬戸向付 今、鎌倉御成山の山中では沙羅、岩たばこがひっそりと咲いている 一か月ほど山頂には上っていないが去年暮れに倒れ掛かった杉の木が気になる 明日辺り植木屋さんといってみようか さてと、久し振りに吉祥寺で呑んだ 気持ちのいい…

数寄モノ語り その174 茶の湯と、ド派手な金箔茶器

桑木中次茶器 さてと、久し振りに茶の湯のお話しをば この一品 表面的にはどこにもある桑の木で作った、所謂、ズンドウ型の地味な中次茶器 元々は薬器から始まり、陶磁器製の濃茶入を保護する挽家に それが見直されて、寂びれた濃・薄茶器として今日に至って…

数寄モノ語り その168 ゴルフ場の柿が渋いぜ

晩秋の富士山麓に生える柿の陰影 なんだかんだで11月も終わりだナ 今年は古美術商巡りが随分減った 週一は必ずといってよいほど足繁く通ったものだった 銀座から始まって京橋をはしご、そして日本橋へ 勿論、駄ものもあれば極上品もあってサ まさに玉石混…

数寄モノ 石山政義の時空遊泳 その147 ゴルフ場のさくら

習志野CC 七部咲き枝垂れ桜 さて、小雨の降るなか 平日ってエーのにゴルフを・・・・・ 実に不謹慎極まりない、というきもちが纏わりつくのはいつものこと そーはいってもクライアントとの付き合いなんだからネ 仕事の延長線ってことでシャンシャンシャン …

数寄者石山政義の時空遊泳その106 1人予約ゴルフとオカマゴルファー

ここンところ、ネットでもって1人予約出来るゴルフを続けている とても便利で、しかもそこそこのゴルフ場が、昼ごはん付きで予約できるからとても便利 もっと凄いのはゴルフ倶楽部指定のスタート時間によっては最初に1人予約申込みの女性はプレー代が無料、…

数寄者石山政義の時空遊泳その105 恒例の山行は爺が岳

今年から8月11日が山の日ということで旗日となった 拙僧が登山基地である扇沢に入ったのは8月10日の11時半 食事だ、なんだとやって山にとっかかったのが12時半 そして種池山荘に着いたのが16時半だ 種池から見遣る240度は相変わらずの中途半…

数寄者石山政義の時空遊泳その97 

さてと、世間では梅雨の真っ最中 どんよりとした曇り空から降りてくる霧雨はたとえ傘をひろげようが何処からも忍び込んでくる 一時間もすれば全身が湿りだしてやがてはジト、っと・・・・ そして鬱屈としたものが溜まりだし、いらぬことまで思い出しては悲し…

数寄者石山政義の時空遊泳その86 平成26年元旦飾り

新年明けましておめでとうございます 御覧のとおりの当碧雲山房における正月雰囲気を御二つばかり・・・・・ 山頂は雲襄亭での旭日であります ちょうどこの位置の麓には大変地味ですが雰囲気抜群の妙本寺があります この寺を訪れた感受性豊かな方々は感じた…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の数寄ものがたりと時空遊泳18

当山は於鎌倉碧雲山房 早朝、門を入った右側傾斜に咲く朝顔。去年は咲き乱れ、頗る華やかであったが今年は一花開いては散るというあはれなものだった。山房内の環境は変わっていないはずなのだが、いきものにはすべてリズムがあるとするならば今年はそういう…

碧雲山人の時空遊泳 石山政義の新春にキラリ3

鎌倉は碧雲山房内における鎌倉碧水舎道場での居合の初抜きが終わったところで先の続きである床の間飾りを語ってみたいと存じます。 「渡唐天神像」 白と朱の胡粉が鮮やかに残っており室町以前の古画独特の妖しい光彩を放つ 表具の形式は神聖表具 真の行 一文…

碧雲山人の時空遊泳 石山政義の新春にキラリ2

正月というふものは、なんだかんだといってものんびりとして愉しいものだ。拙僧も以外とこれでもマメなほうで、大晦日の拙僧自宅門から母屋までの55段の階段掃除と自宅、茶室の大掃除から始まり、床飾り、おせち料理の買出し、と余念がない。特に床飾りに…

朝寝坊、7時半といったとこでしょうか・・・・・徹夜も手伝って旭日が実に眩しい 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 新年を迎えましたが今年は如何様な年になることか、予測が 難しいと存じます。拙僧の年賀状にも記しましたが前半はまず、その回復は望め…

作々日に続き師走に駆けずり回る京都での続きをば。

我が愛刀、薄紫色の刀袋に包まれ、京都に出張る度にこのまま携行。たまに警官等が不振がるが、意に介さない。 武徳殿での毎度3時間半に及ぶ充実した稽古が終わりを告げ、いよいよ忘年会だ。会場を探すには碁盤でキッチリ分けられた京都の街であるから苦労す…

昨日に続き、師走の最中のチョットキラリ2!

於拙宅三畳台目茶室 ここの紅葉は拙宅本山ではいちばん遅い 熊笹、お亀笹が色を添えるが・・・・うーん、バランスが・・・ 朝っぱらから京都にて東寺詣でし、弘法大師、即ち空海の偉大な思想に、時の権力者と民衆がいかに縋っていったのかを想像し乍らこの百…

於拙僧碧雲山房山内 12月後半というのに日当たりの具合によっては紅葉を愛でることができる。しかし、流石に彩どりが寂しい すっかり師走になってしまい、12月は走馬灯の如く走っていくの感あり、身体が浮いている状態が続いています。 そんなネコの手十…

前回に引き続き、拙僧と数寄者たちの遠寺晩鐘堂における茶の湯の続きをば。 於拙僧宅 御成山山頂茶室延べ段を望むその先に蹲 右には四畳半本勝手の茶室を擁する雲壌亭が・・・にしても晩秋は枯れ葉が多く忙しい拙僧にとっては掃く時間がなく不本意なのだ・・…

行政書士 石山政義こと碧雲山人の時空遊泳 俗塵を払って(15) 数寄ものがたりにキラリ(7) 秋も刻々と深まって、拙僧としましては心身ともきびきびして、なにをやってもすばやく行動ができる時期だ。 早朝の鎌倉を散策 拙僧宅山頂にかかる中天よりやや…

行政書士 石山政義こと碧雲山人の時空遊泳

俗塵を払って(13) 数寄ものがたりにキラリ(5) ここんところ、鎌倉の山中での拙宅三畳台目では夜半と早朝は布団をガバっとかぶり直すし、夜中は一層鈴虫が喧しい。 こういうところにいると、人間と自然が、なんの前触れもなくふわりと一体融和でき、季…

行政書士 石山政義こと碧雲山人の時空遊泳

俗塵を払って(12) 数寄ものがたりにキラリ(4) 仕事、山行、仕事とブログを重ねてきましたんで本日は久しぶりに、茶の湯のよも山話でもしましょうかねエ〜、どちらかってーと、マイナーで地味なもんでもあるし、第一、茶事ってのは約束が沢山!ってイ…

行政書士 石山政義こと碧雲山人の時空遊泳

俗塵を払って(13) 山登りは辛くも愉し、にキラリ(6) 恐怖の山シリーズ第7弾 前回は南八ヶ岳山行での単独行で体験した遭難を記しましたが、今回は季節は八月と同じですが、場所は、後立山連峰の縦走路の後半コースでの怖い体験を御話ししましょうかネ…

行政書士 石山政義こと碧雲山人の時空遊泳

俗塵を払って(12) 山登りは辛くも愉し、にキラリ(5) 恐怖の山シリーズ第5弾ですかね。 本日は、夏山間近でもあり七月後半の山行での事件を取り上げてみましょうかネ。 その前に一杯呑ませて下さい。 於鎌倉 向付、木の葉古染付に甘海老 対する酒盃は…

行政書士 石山政義こと碧雲山人の時空遊泳

俗塵を払って(11) 山登りは辛くも愉し、にキラリ(5) 何本かの本職のブログをアップ、面目役如できたところで、またゾロ、山行の続きでいきましょうかねエ。 本日は、山シリーズ第四弾ということで北鎌尾根山行の続き、そうです、今度は拙僧の恐ろしい…

行政書士 石山政義こと碧雲山人の時空遊泳

俗塵を払って(10) 山登りは辛くも愉し、にキラリ(4) 日記を書く前に、一言、というのは先日当ブログ愛読者から激励のメールを頂戴いたしました。感謝申し上げます、はい。 で、本日は、山シリーズ第三段といきましょうや。 山行で恐ろしいおもいをす…

行政書士 石山政義こと碧雲山人の時空遊泳

俗塵を払って(8) 山登りは辛くも愉し、にキラリ(4) 先日に引き続き、春山、常念岳、そして大天井岳をやっつけて、表銀座を逆行し、槍ヶ岳を背にし乍ら燕岳目指して、合戦小屋へ下るルートの続きを語ってみたいと存じます。 すざましい雷鳴と共に我々パ…

行政書士 石山政義こと碧雲山人の時空遊泳

俗塵を払って(3) 拙宅玄関 左より鎌倉四耳壺 藤原仏 数寄ものがたりにキラリ(2) 本日は、尊崇する某大尽より茶会の御招待をうけたので、その茶会における御亭主の道具の取合わせ、あわせて全体の雰囲気を感じたままに述べてみたいと存じます。 大兄と…

行政書士 石山政義こと碧雲山人の時空遊泳

俗塵を払って(3) 数寄ものがたりにキラリ(1) 本日は、茶道、でなくて、「道」ってものをはずしといて、「茶」と日本料理の伝統である「懐石料理」を少し語ることによって茶と懐石が如何に密接な関係にあり、そこに茶の本質があるってことの一端でも浮…