数寄者石山政義の時空遊泳その105 恒例の山行は爺が岳

今年から8月11日が山の日ということで旗日となった

拙僧が登山基地である扇沢に入ったのは8月10日の11時半
食事だ、なんだとやって山にとっかかったのが12時半
そして種池山荘に着いたのが16時半だ
種池から見遣る240度は相変わらずの中途半端な光景
何故240度?
ってのはネ、種池山荘がドデカデンと陣取ってるからなのサ
御陰様で眼底にイの一番に飛び込んでくるはずの剣山がいないのサ
屹立した岩の殿堂である厳かな剣山、そして前衛である立山連峰がまったく観えない
それはそれはフラストが溜まります
まあ、そこから15分も登ればその全貌を臨めるのだが・・・・・
しかし、ヤットコ稜線に着いて生ビールグビヂュバやったぶんニャア
やっぱりその場で剣の霊峰観たいのは人情ってもんでサ
この種池山荘、どーして、もう少し鉢ノ木岳側、あるいは爺が岳側に造営してくれなかったか
歩行時間約5時間、遅足の登山客でもナンボなんでも6時間で着く
その最後の登りはキツイ、の一言
それを克服した稜線上から飛び込んできて欲しいのは、やはり剣山!
勿論、小屋の存在は様々な面で有り難い
でも山をやる人なら立山連峰、奥座の剣山との優大な大パノラマ期待は当然の帰結であって、何処の山でもそーなのだ
ここに来る度に舌打ちし、疑問が擡げるのである
ったくサ、アタマ、鶏冠(トサカ)にきたから本日は遥か南南東に聳える穂高連峰を、そして槍ガ岳を敢えて掲載するのだ
(思索する拙僧)