2023-01-01から1年間の記事一覧

数寄モノ語り その197  江戸前の鮟鱇鍋老舗 いせ源

師走 12月には必ず暖簾を潜る店がある 東京は神田須田町にある、いせ源だ 鮟鱇白身唐揚げ 酒器は堅手杯と黄瀬戸平杯 淡路町から6分 相変わらずの佇びた店構えは江戸期の旅籠旅館をおもわせる もう25年通っただろうか・・・ たしか、茶道具専門老舗店の…

数寄モノ語り その196 2023年の御歳暮御礼

本年もいよいよ押し迫ってきました 相変わらずの拙い絵ですが、こころだけはガッツリ篭めてます 御礼ハガキに、少し気が早いのですが来年の干支であります龍を描かせていただいた次第 そして感謝の気持ちに対して揮毫いたしました言葉 「宝無尽蔵」 それこそ…

数寄モノ語り その195  2023年 納めのゴルフ

久し振りのゴルフだった なんのわだかまりもなく 133叩きしました まあ、こんなモンです しかし、今回の本来目的は栃木のゴルフ場での紅葉愛で したがってスコアも然ることながら ボールを11個失くした、だのという派手なことは 寧ろ紅葉観賞へのはなむ…

数寄モノ語り その194 朝陽の絵

さて、この一枚の絵は私が棲んでる御成山のこんもりとした感じも然ることながら、朝焼けの雰囲気がとてもよく似てるのでここに掲載してみた 朝陽 岩絵具と金銀泥をふんだんに使用した濃淡さは日本絵画の極致 成田陽 画 わずかな朝霞のなか、殆ど無風状態 微…

数寄モノ語り その193 2023年 お中元の御礼 その3

しかし、容赦ない強烈猛暑が続く 例年にはないことだ この時期の重いカバン背負いこんでの東奔西走は いつものことだが今年ばかりは・・・ とってもつらいのだヨ ところで北海道の顧客から毛ガニが届いた とても美味しい毛ガニい感謝! おもわず小躍りならぬ…

数寄モノ語り その192 2023年 お中元の御礼 その2

暑いです 本日も仕事で東京出ましたが この熱波は例年に比べると15日ほど早いんじゃないかな は、兎も角、お中元の御礼ハガキと仕事も兼ねて 真面目に地道にコツコツとやってるうちについに完成であります 御中元之御礼その2 昇り鯉舞う瀧に瞑想人物之図 …

数寄モノ語り その191 2023年 お中元の御礼デス

早くも半年過ぎてしまった 歳月人を待たずどころじゃないナ まあ、自分自身のこころと 環境によるところがおおきいことは わかってはいるものの なにか空恐ろしいものがある・・・ で、2023年はお中元の御礼です 少し早めの御礼ハガキ第一弾デス 気持ち…

数寄モノ語り その190 何事も中庸

「守中」 宙宝宗宇筆 大徳寺第418世 昨日はタイフーンの影響でえらい目にあった この日最後の打ち合わせは16時 東京は台東区三筋町といえば下町としてはメッカ ドシャ降りにならんうちに切り上げようと心に決めたもんだ 持ち前の早口言葉と行動の素早さ…

数寄モノ語り その189 大徳寺435世 大綱宗彦の書

今年の観桜機会を失したのは仕事も繁忙であったが 足首を痛めてしまったのが大きかった 四六時中のてんこ盛り書類背負いと 長いあいだの山登りが影響してるかな・・・ ところで、この一行書のハナシ 「一人在日下 」大徳寺435世 大綱宗彦 筆 独断と偏見で…

数寄モノ語り その188 寸切竹花入れ

さて、また茶道具を入手してしまった 御覧のとおりの竹花入れ 寸切竹花入れ 銘「伏乕」 江戸時代後期 充分寝かせた美竹 スラリとした端正なすがたでありながら 中節下にある自然を活かした寂び枯山水が 花入れ全体に重厚感と高い品性を醸し出す しかし、なん…

数寄モノ語り その187 久しぶりのいにしえ茶道具ゲット

先日、江戸期の数寄者茶杓を手に入れた 江戸時代 寛延五年 鈴木立庵作 茶杓 共筒 が、茶の湯はしばらくやっていない しかし、さびや(茶道具商)と呑めば 茶の湯論議はしょっちゅうだし、議論には負けない 往年の経験と小生の道具無尽蔵を根拠に 持論展開が…

数寄モノ語り その186 令和5年1月21日 鎌倉奉納居合

山内派居合の奥伝を演武する筆者 於鎌倉八幡宮奉納居合 今年の鶴岡八幡宮で行われた鎌倉奉納居合も無事に奉納させていただいた 毎年関東辺りから100人程度の居合仲間が集って執り行われる行事 無双直伝英信流をはじめ様々な流派が一年の始まりを祝い そし…

数寄モノ語り その185 御年始の御礼と今年の抱負

焼酎「浅草じっぷす」 御年始のいただきものです、感謝! 今年は1月4日から初仕事 いかなる御年になるか、期待と不安ではじまったことでございますが 正々堂々、智慧と勇気で真っ正直に臨みたいと決意したことであります そんななか、ありがたいことに御年…