2009-01-01から1年間の記事一覧

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳その27

雲襄亭主石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯にキラリその7(その6はこちらから) 於当山鎌倉碧雲山房 山中腹の石段から中庭を見遣る。 やや傾斜のある当山中腹から東南東に向けて斜めに位置し、燃えるような紅葉を放つ楓の一群。景勝地多々ありと雖も、お…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳その26

雲襄亭主石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯にキラリその6(その5はこちらから) 於当山鎌倉碧雲山房 久しぶりの雨が降った翌朝、山内散歩でもしよっかな、と母屋石段を降りていくと、なんと紅葉が一葉、空中に舞っているではないか。おーっ、なんだろう…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳25

数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯にキラリその5(その4はこちらから) 於当山鎌倉碧雲山房 母屋三畳台目茶室前の庭 手水鉢は東京の或る有名な茶室解体に伴い、目利きの某古美術商の店先に大事そうに布を掛けて置いてあったのを目敏い拙僧のこと、…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳24

於当山鎌倉碧雲山房 大型七輪に餅を二つばかり・・・・いい具合に焦げがつき、プクウーっと膨れてくるのがなんとも風情があり、誠に微笑ましいではないか。口にほうばる前におもわず二杯、三杯と酒はすすんでしまうのも人情だな すっかり秋も深まり、ここ数…

早朝の鎌倉を遠望す。 当山鎌倉碧雲山房に於いて。 秋の旭日がまさに出でんとし、対岸の重なる山並みには薄茜色の霞がかかる。 右側一重山手前に日蓮宗は本覚寺、さらにその奥に禅寺妙本寺。そして左端には鶴岡八幡宮を遠望できる。 鎌倉の紅葉まではあと1…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳22

数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯その4(その3はこちらから) 当山碧雲山房において 朝、5時40分、母屋デッキから天空を見上げる(下方の樹林が南 風はわずかに西南西から東にながれている) 白黄金色染められていく綿雲と、うろこ雲が交差し…

鎌倉は碧雲山房 石山政義の時空遊泳 鎌倉の四季21

数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯その3(その2はこちらから) 鎌倉は碧雲山房の母屋から東南方向を見遣るたびに対岸の山並みは赤く、あるいは黄色く刻々と染められていく。 当母屋も周りだけは落葉樹が多く、一日経つとデッキには、黄色だの赤、…

鎌倉は碧雲山房 石山政義の時空遊泳 鎌倉の四季20

数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯その2(その1はこちらから) 鎌倉は当山碧雲山房にて・・・秋らしい早朝の日差しが竹林を照らす。 木漏れ日ならぬ竹漏れ日といったところか。凛々しく、直線的で鋭角ながらしなやかさをもあわせもつこの竹林、い…

碧雲山房は雲襄庵主 石山政義の時空遊泳 鎌倉の四季19

数寄者 石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯(その1) 10月にもなると、ここ鎌倉も秋の気配がひたひたと、そう、天地が繰りなす自然のリズとともに確実にやってくる。 鎌倉は於当山鎌倉碧雲山房 2009年初秋、早朝の旭日。対岸の山並みも薄茶色に移ろ…

行政書士石山政義による法務・行政にキラリ その55

行政書士 石山政義の公正証書にキラリ第三話(第二話はこちらから) 事務所URL http://www.ishiyama-office.com 居合 当山鎌倉碧水舎道場にて舎生養成(http://ishiyama-office.com/iai) 鎌倉は於当山碧雲山房 母屋デッキから朝8時半頃の南々東側を見上げ…

行政書士石山政義による公正証書活用にキラリ54

行政書士 石山政義の公正証書にキラリ第二話(第一話はこちらから) ただいまの時間、22時30分、鎌倉は当山碧雲山房。鈴虫が喧しい。が、幸いにほどほどの雨が降っている。 山川草木をうつ雨音はむしろ中低音に近く、かれらの中高音の鳴き音とともに絶妙…

行政書士 石山政義による公正証書作成とその活用にキラリ53

東京事務所( http://www.ishiyama-office.com) 居合 当山鎌倉碧水舎道場にて舎生募集(http://ishiyama-office.com/iai) 行政書士石山政義の公正証書活用にキラリ(第一話) 金銭消費貸借契約と債務弁済契約に基づく公正証書作成と強制執行認諾約款その1 鎌…

行政書士 石山政義による数寄な時空遊泳にキラリ 恐怖の山シリーズ第8弾(その6)

石山政義の恐怖の山シリーズ第8弾(その6完結編) 於当山鎌倉碧雲山房 秋海棠の群生があまりに鮮やか故に撮影した次第。にしても夏からはじまり今の時期まで咲く花も目面しい しかもかわらぬそのあでやかないろと姿には敬意を表してしまう 変貌していくの…

行政書士 石山政義による数寄な時空遊泳にキラリ 恐怖の山シリーズ第8弾その5(その4はこちらから)

富士山厳冬期登攀恐怖の山シリーズ第8弾その5(その4はこちらから) 仕事に追われたり、考え事、ものを書いたりしていると、精神的、肉体的に疲れ果て、やれ観念だのヘチマだのという世界から離れたくなる。そんなとき、拙僧の場合はこのような理屈は抜き…

行政書士 石山政義による数寄な時空遊泳にキラリ 恐怖の山シリーズ第8弾その4

富士山厳冬期登攀恐怖の山シリーズ第8弾その4(その3はこちら) 於当山鎌倉碧雲山房 毎年この時期、ここ鎌倉の海シーズンも盛りを過ぎ、拙僧が寝床としている三畳台目茶室の南西の窓を15センチも開けて寝たぶんには風をひいてしまうほどの冷気が山中か…

石山政義の恐怖の山シリーズ第8弾その3

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主石山政義の恐怖の山シリーズ第8弾その3(その2はこちら) 於当山鎌倉碧雲山房 槿(ムクゲ) 花弁のヒラヒラが夏の風に吹かれると、おおきく真っ白な蝶の如く早朝の碧空に映える さて、本日も一気に富士山登攀の続きということで。 …

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の数寄ものがたりにキラリ22

鎌倉碧雲山人は雲襄亭主石山政義の恐怖の山シリーズ第8弾その2 (その1はこちらを) ここのところの鎌倉は霧だの小雨だのでしっとりの連続。都会独特の冷たく無機質で断絶的な環境とは違い、自然のなかにあるがゆえなのだろうか、本来なら「うっとおしい…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の数寄ものがたりにキラリ20

行政書士 石山政義の恐怖の山シリーズ番外編その1 於当山鎌倉碧雲山房 早朝の鎌倉街並み 7月もあと5日を残すだけというのに朝霧が濃い。よくよく観察するに、この霧は右から、即ち海岸から陸へ、そして山へ吸い込まれていき、木々と風とによって太い筋に…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の数寄ものがたりにキラリ19

鎌倉碧雲山人は雲襄亭主石山政義の恐怖の山シリーズ第8弾その1(第7弾はこちらへ) 於当山鎌倉碧雲山房 門を入り母屋と上への庭、碧水舎道場に通じる岐れ道手前の右小丘に咲く千両。まわりには秋海棠が。この千両、白が基調なのだが、小さい花弁の根元部…

街の法律家 行政書士 石山政義による入国管理と外国人在留資格変更にキラリ52

昨夜は久しぶりに東京の仕事が早めに終わり、飲み会もないこととて、東京大丸デパチカにて串焼き3本、とりももとザーサイに細葱を散らした和え物を100g、缶ビール一本、八海山ワンカップを買い込んでいそいそと横須賀線のグリーンに乗り込んだものだ。 …

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の数寄ものがたりと時空遊泳18

当山は於鎌倉碧雲山房 早朝、門を入った右側傾斜に咲く朝顔。去年は咲き乱れ、頗る華やかであったが今年は一花開いては散るというあはれなものだった。山房内の環境は変わっていないはずなのだが、いきものにはすべてリズムがあるとするならば今年はそういう…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の数寄な時空遊泳にキラリ17

ここ2、3回ばかり仕事ブログを綴ったんで、小休止ということで数寄な戯言を適当にいってみたいと存じます。 於鎌倉碧雲山房庭 中庭の約2メートルの石垣のもとで咲く半夏生(ハンゲショウ)、もとの名は半化粧というとおり、地が青い筈の葉が半分白いとこ…

街の法律家 行政書士 石山政義による入国管理と外国人在留資格変更にキラリ51

鎌倉は小町通りを入って古代美術店の先の肉やを右へ、その先の袋小路に「しげじ」という小料理屋がある。 つい5日前だったか、ここのカツオが絶品だった。このカツオにはまぐろみたいに霜降りとかというのではなく、持ち前の独特な赤みに、薄く、霧を吹いた…

行政書士 石山政義による入国管理と外国人在留資格変更にキラリ50

鎌倉というところは、海と山とがおたがいに目と鼻の先だ。したがって平地が少なく、人間が住む処の半分は谷あい、山あい近くにあるのではないか。しかし、そこが鎌倉のよさ!といえばそいうい結論になるのだが。 また、湿気の強い場所が多いのも鎌倉らしい・…

碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の時空遊泳

鎌倉も典型的な初夏の季節と環境だ。ここ鎌倉碧雲山房はまさにそのとおりである。 鎌倉拙宅は於碧雲山房 中門から見遣るいわたばこ 横のそれには蜜蜂が忙しく花から花へと移動している 門をくぐり石段を50段ばかりつめると、正面に石垣がある ここから左右…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の数寄ものがたりにキラリ15

ここのところ、ここ鎌倉は小雨が降ったり止んだり。百足だの蚊だのと、およそ山で生活する限り、やっかいな輩が出没するのは当たり前であるし、当の昔に簡単に受容してしまった。 本日も前回の骨董屋巡りの続きとうことで 於鎌倉碧雲山房 あちらこちらに群生…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の数寄ものがたりにキラリ14

鎌倉も一段と緑が深くなり、当碧雲山房も若葉青葉が真っ盛りっていうか、鬱蒼としてきて今年もまた夏を迎えることになるのだ。 自然はその摂理にしたがって当然の繰り返しをするが生身の人間はそうはいかない。よって季節のうつろひをしかと受容できるか否か…

碧雲山房は雲襄庵主 石山政義の時空遊泳 茶の湯と鎌倉 四季13

矢継ぎ早やではありますが、本日も拙僧は母屋のベランダにて適当に瞑想、思索しながら時空遊泳を試みたいと存じます。 そう、ここ何年間のあいだに鎌倉では、あるいは地方においてもそうなのかもしれないが、鳶(とんび)の餌とりの対象に人間の食物が90%…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の数寄者ものがたりにキラリ12

本日はひとつ数寄なる世界をさらり・・・と。 連休のはざま、暇にあかして朝っぱらから何処にいっても初夏のにほいたけなわなる鎌倉は若宮大路を八幡宮に向けてダラブラと歩いていたら、ある店のウインドウにあった北大路魯山人の徳利を見つけ、これ幸いとい…

行政書士 石山政義による法務にキラリ48

行政書士による外国人就労ビザにキラリその7 連休だの仕事が堪ってただので、少しくブログを休んでましてすいませんでした。連休は、爺が岳、鹿島槍ヶ岳に行ったのですが、ハプニング発生で結局、中腹当りをウロウロして温泉浸かって、酒呑んで終わってしま…