数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯その4(その3はこちらから)
当山碧雲山房において 朝、5時40分、母屋デッキから天空を見上げる(下方の樹林が南 風はわずかに西南西から東にながれている)
白黄金色染められていく綿雲と、うろこ雲が交差し、そのあいだから澄んだ碧空が見え隠れする光景は、この時期独特のいろあいだ。
毎日見上げていると冴えた上空の温度は日ごとに冷たくなっていくのがはっきりとわかる。
いよいよ茶事がはじまるまえに本日は茶事とは如何なるものなるや、亭主と正客、連客との丁々発止、亭主と正客を盛り上げる詰め(末客)の大事さ、そして一体に茶事の醍醐味とは何ぞや!っというところを語ってみたいと存じます。
客組み、懐石、器、点前道具、そして茶事御案内の手紙も発送したところでしばしひと安心。
茶事までは一ヶ月、で毎度のことながら、イメージトレーニング。なんせ一年に1、2回しか点前をしない拙僧としてはいささか心もとないこと至極で、しかも今回は遠州流の大物が正客としてドデンと端坐、観察ということとなると、数寄者ですからここはひとつ適当に、というわけにはいかないのだ。
こちらも裏千家の端くれ、一応宗名を頂戴しているものとしては、ビシリと決めなければなるまいて。
そう、序破急を駆使し、点前は水の流れるが如く美しくスラスラと、しかし正確に、ってのは、居合と一致するところであり、極意のひとつといってもよい。
立ち居振る舞い、所作、点ずる茶、茶杓の扱いなど、対する居合においての刀と鞘の扱い、相手との間合い、初伝である正座、立膝、奥居合にはいっての立膝、立ち技等々、目的こそ違えども帰するところはひとつ、すなわち「万法帰一」
小堀遠州はいみじくも茶の世界を新古今集の藤原定家が歌ったところの「見渡せば花も紅葉もなかりけり うらのとまやの秋の夕暮れ」と看破したが居合も同様ではあるのだ。
つづく
いかがでしたか、茶の湯と数寄者の世界は。今後、当職の聖職である行政書士としてのキラリ日記を挟み乍ら思うが侭につづっていきたいとおもいますので楽しみにしていてください。
石山政義 法務・行政事務所
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