正月も既に本日で15日目、いやはやまったくもって、ときの経つのは相変わらず早い。

於当山鎌倉碧雲山房 高さは三メートルほどだろうか。少し確認しづらいがポッ、パッと薄紅色の花弁が咲き乱れている。寒ければ寒いほどその咲きかたは機敏、いろあいは峻烈だ。
ここ、雲襄亭の回りの広葉樹は殆ど葉が落ちた。ただ冬柏(椿)だけは青々とした葉が独特の艶を醸しだし、白、薄ピンク、そして赤、と花が咲いては落ち、そして無数の蕾がオラが番だと言わんばかりに満を持してパっと開花していく様は一定のリズムがあって愉しくもあるが儚くもある。
山中を散策していると百数十段ある石段に無数の椿が敷き詰めた絨毯の如く落下しており、苔生したやわらかい石段、あるいは御影石のがっしりした石段に無作為に散っているさまは言葉では表現できるものではなく体験したもののみが受容できるもので全く夢幻の世界といってよいのではないか。
そういえば昭和前半に夭折した花鳥画の名手、速水御舟の作品、そう、ド真ん中に椿の大木を配し、辺りに落花を散りばめた琳派を基調につつも単純明快で実に斬新な絵があったなア・・・そう、あれは、かって御舟コレクターでもあった安宅コレクションのなかでも飛び抜けた名品「炎舞」とともに御舟の傑作のひとつ「名樹散椿」だった。
とぼとぼと時間をかけ、辺りを観廻し乍ら、思索を巡らしつつ、自然の偉大さと一芸術家の研ぎ澄まされた才能にしみじみと感じ入った次第である。

いかがでしたか、茶の湯と数寄者の世界は。今後、当職の聖職である行政書士としてのキラリ日記を挟み乍ら思うが侭につづっていきたいとおもいますので楽しみにしていてください。



石山政義 法務・行政事務所

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