新年明けましておめでとうございます。

鎌倉市は当山鎌倉碧雲山房、山頂の雲襄亭から望む2010年1月1日の旭日
おうサ!大空が、鎌倉が、そして、この世の全てが黄金色に輝く瞬間である。今年も幸あらんことを静かに願う・・・・・


鎌倉市は於当山鎌倉碧雲山房 雲襄亭縁側に置き合せたる徳利と石盃二つ。
広い檜の濡れ縁にソロリと置き合せたるつわもの連。正月をともに祝おうではないか、っということで、徳利は度々登場する斐色も鮮やか、高貴なる高麗青磁瓶 対する盃はびわ色も豊かな柔らかい奥高麗手の無地唐津、対峙するのは千数百度で焼かれた刃金の如く厳しくも酒仙の垂涎の的である焼き締まった斑唐津。共に桃山時代唐津であるが、かたや更に300年遡るところの高麗青磁と比較しても何ら遜色がない。
時代の差こそあれ朝鮮半島における高麗時代の陶工の末裔が日本を統一した豊臣秀吉による文禄慶長の役の戦いによって大量に帰化し、これらの工人が九州、中国地方、はたまた美濃等、おそらくは全国展開して作陶を繰り返してきたという歴史的経緯からすれば、上述のように共通点を直感するのもむしろ当然か・・・

今年もまた混沌とした年になることでしょうかね、新しいなにかが誕生するにはかならず変革が必要で、また犠牲も伴うことは歴史が証明しているってことで、その犠牲ってやつを誰が負うのか、国なのか国民なのか国家予算なのか個人財布なのか。まあ、つまるところ最終的な責任は個人ってことで納まらざるを得ない、これも歴史が証明済み!
さてと、お堅いことはこのへんにしておいて、早速に時空遊泳といきましょうかね。
正月は我が鎌倉碧雲山房におけるところの恒例、といいますか拙僧だけですが、山頂は雲襄亭にての年末年始の世間が塵を払っての雲襄生活は12月30日から始まったのでした。
いや、年末にかけてはなんだかんだと忙しかった、ってもんじゃない、拙僧が仕事ではなく居合と茶の湯がね、ヘヘッ。
情けないと言うなかれ!風流暇人といえばそうなのだが、まあこれも人生かな、なぞと相変わらず自分なりに達観していますが・・・
直近では11月29日、無双直伝英信流山内派居合術の方々が鎌倉でささやかながらの合同稽古、その前日には拙僧が碧雲山房、山頂茶室「雲襄亭」での五人を御招きしての茶事、とその後の12月10日、30日の古美術商、客人2人を御招きしての粗茶一服、迎えた新年1月3日居合仲間を御呼びして当山碧水舎道場での初稽古、続く雲襄亭での酒盛り。そのあとの粗茶一服。
更には帰郷先滋賀からの上京途中で、もう新横浜だからって、半ば強制立ち寄りの切なる希望にさすがの拙僧も根負けして御呼びいたした茶友との、これまた同じ日の午後2時からの酒盛りと粗茶、っという具合。
それにしても年末の雲襄亭での茶事では茶友であり懐石料理の研究に余念がない機転の名手、平泉三尊石氏には御世話になったなあ〜、ありがたことではあった。これから先、数多の御世話になることだろうて、感謝!陳謝、雨霰。
で、本日も雲襄亭は閑寂にして絶景、聞こえてくるのは鳥の囀りと山頂を吹く清風に落ち葉が鼓舞する音だけだ。
障子からは黄金色の朝陽が差し込み、やれ奥高麗だの斑唐津だのと取っかえ引っかえ愉しみ、いい加減に酔った当職が思考の脳裏ではうだうだと述回がはじまる。
そして今年の抱負を想いつつの一杯は真に極上のひとときであり、拙僧が身体と想いはまたまた過去現在未来へと時空遊泳していったのであった。

いかがでしたか、茶の湯と数寄者の世界は。今後、当職の聖職である行政書士としてのキラリ日記を挟み乍ら思うが侭につづっていきたいとおもいますので楽しみにしていてください。



石山政義 法務・行政事務所

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