茶道

数寄モノ語り その187 久しぶりのいにしえ茶道具ゲット

先日、江戸期の数寄者茶杓を手に入れた 江戸時代 寛延五年 鈴木立庵作 茶杓 共筒 が、茶の湯はしばらくやっていない しかし、さびや(茶道具商)と呑めば 茶の湯論議はしょっちゅうだし、議論には負けない 往年の経験と小生の道具無尽蔵を根拠に 持論展開が…

数寄者石山政義の時空遊泳その113 春うらら酒盃

確定申告も終ってサイフのなかはスッテンテンさネ 懐の寂しさ紛れってことでは御座ンせんが本日此処に取りいだしたる酒盃二つ 言わずもがなの高麗青磁に古唐津 かたや12世紀後半、一方は16世紀後半ってところ それぞれの時代と好みが如実に反映されてと…

数寄者石山政義の時空遊泳その90 平成26年度某老舗初釜茶事

(写真は当雲襄亭路地の蹲。小鳥、栗鼠、偶に鳶が喉潤しにくる時は結構見応えがある) 今年も恒例の寂び道具屋では日本の五本指に、いや三本指といってもよい美術商の初釜に馳せ参じてきました お日柄もよろしく日曜ということもあり、しめしめと午前は相も…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳にキラリ66

事務所URL http://www.ishiyama-office.com Tel 03-3317-3388又は0467-23-3377 居合 鎌倉市は鎌倉碧水舎道場にて塾生募集(http://ishiyama-office.com/iai.html) Tel 0467-23-3377 写真は準備万端整った碧雲山房寄付きワンショット 本日は、平成23年1…

碧雲山房は雲襄亭主石山政義の時空遊泳にキラリ49

事務所URL http://www.ishiyama-office.com Tel 03-3317-3388又は0467-23-3377 居合 鎌倉市は鎌倉碧水舎道場にて塾生養成中(http://ishiyama-office.com/iai.html) Tel 0467-23-3377 向付けと酒杯:新雪を髣髴させる桃山時代絵志野向付けには平目昆布〆…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳38

茶室の隠れた脇役、炉壇 「小豆石」(あずきいし)と「来待石」(らいちいし)について 事務所URL http://www.ishiyama-office.com 居合 鎌倉市は鎌倉碧水舎道場にて塾生養成中(http://ishiyama-office.com/iai.html) 於 鎌倉碧雲山房 ちょっと一杯、右…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳37

鎌倉碧雲山房から見遣る対岸の朝陽出る時間は日毎に早く、そしてその御目見えがわずかづつ右から左へと移動していく。自然の法則にしたがったまで、といってしまえばそれまでだが、こうリアルに毎日垣間見ていると世の中のこと、身の回りで起こっていること…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳34

三月ってのは、あっという間、況や六月までにおいてをや、っといつもながら想うまもなく、今年もいよいよ確定申告の時期になってきたなあ、拙僧も行政書士という聖職の真っ只中にあり、当然個人事業主が故、この季節になると机上だの電車内だので、それ、伝…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳31

当山は於鎌倉碧雲山房 本日7時半の雲襄亭路地。おもったより雪は積もっておらず少しがっかり 鎌倉は海も近いせいか、そうそう雪は望めなく、過去を思い返すとあと一回かなア 居合の友人K氏が永年の願いであった英信流山内派の最高の伝書である根元之巻をい…

正月も既に本日で15日目、いやはやまったくもって、ときの経つのは相変わらず早い。 於当山鎌倉碧雲山房 高さは三メートルほどだろうか。少し確認しづらいがポッ、パッと薄紅色の花弁が咲き乱れている。寒ければ寒いほどその咲きかたは機敏、いろあいは峻…

新年明けましておめでとうございます。 鎌倉市は当山鎌倉碧雲山房、山頂の雲襄亭から望む2010年1月1日の旭日 おうサ!大空が、鎌倉が、そして、この世の全てが黄金色に輝く瞬間である。今年も幸あらんことを静かに願う・・・・・ 鎌倉市は於当山鎌倉碧…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳その27

雲襄亭主石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯にキラリその7(その6はこちらから) 於当山鎌倉碧雲山房 山中腹の石段から中庭を見遣る。 やや傾斜のある当山中腹から東南東に向けて斜めに位置し、燃えるような紅葉を放つ楓の一群。景勝地多々ありと雖も、お…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳その26

雲襄亭主石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯にキラリその6(その5はこちらから) 於当山鎌倉碧雲山房 久しぶりの雨が降った翌朝、山内散歩でもしよっかな、と母屋石段を降りていくと、なんと紅葉が一葉、空中に舞っているではないか。おーっ、なんだろう…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳25

数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯にキラリその5(その4はこちらから) 於当山鎌倉碧雲山房 母屋三畳台目茶室前の庭 手水鉢は東京の或る有名な茶室解体に伴い、目利きの某古美術商の店先に大事そうに布を掛けて置いてあったのを目敏い拙僧のこと、…

鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義による数寄者の時空遊泳22

数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯その4(その3はこちらから) 当山碧雲山房において 朝、5時40分、母屋デッキから天空を見上げる(下方の樹林が南 風はわずかに西南西から東にながれている) 白黄金色染められていく綿雲と、うろこ雲が交差し…

鎌倉は碧雲山房 石山政義の時空遊泳 鎌倉の四季21

数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯その3(その2はこちらから) 鎌倉は碧雲山房の母屋から東南方向を見遣るたびに対岸の山並みは赤く、あるいは黄色く刻々と染められていく。 当母屋も周りだけは落葉樹が多く、一日経つとデッキには、黄色だの赤、…

鎌倉は碧雲山房 石山政義の時空遊泳 鎌倉の四季20

数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯その2(その1はこちらから) 鎌倉は当山碧雲山房にて・・・秋らしい早朝の日差しが竹林を照らす。 木漏れ日ならぬ竹漏れ日といったところか。凛々しく、直線的で鋭角ながらしなやかさをもあわせもつこの竹林、い…

碧雲山房は雲襄庵主 石山政義の時空遊泳 茶の湯と鎌倉の四季8

雲襄亭主 石山政義の茶の湯と居合いにキラリ その2 前回に引き続き、茶の湯と居合の続きといきましょう。 於当山碧雲山房 当日のメイン道場になる鎌倉碧水舎道場のピラミッド型ドーム屋根を当山中腹から見おろす 上部には、新緑が早朝の爽やかな風に揺られ…