2017-01-01から1年間の記事一覧

数寄者石山政義の時空遊泳 その121 師走のお歳暮御礼

さてと、いつものこと乍らのアッと云う間の師走を迎えてしまったナ 今年も様々な出来事が走馬灯の如く蘇っては消えていく 仕事、古美術、茶の湯、山、果てはゴルフ・・・・・・・ どれもこれもが喜怒哀楽の連続だった、ゴルフは別だけどネ 何故ってチョー、…

数寄者石山政義の時空遊泳その120 師走にちょっと一杯

さてと、平成29年もいよいよ押し迫ってきたし、公私共々大わらわ そんなときには事務所帰りの立ち寄り一杯位の余裕をもっていないと、師走はとてもじゃないがやってられない で、御他聞に漏れず今宵今夜は阿佐ヶ谷での19時10分の酒盛り光景 行き付けの…

ここ数年、秋の気配、っていうものを感じたことはない

夏が終わったと、暑さと雨、タイフーン二つきたとおもったらもう冬だゼっとまア、秋は無くなりつつあることをヒシヒシと感ずる今日この頃ではあるさて、この写真を御覧あれ レトルトパックに納まった代物の正体はって? 牛肉入りハンバーグ4枚に、豚肉の西…

数寄者 石山政義の時空遊泳 その118 御中元その2

夏休みに突入する前に山に嵌った得意先の社長から御中元をいただいた 翌日、その社長から 「センセー、今年の10月、合戦小屋から燕山詰めてそのまま大天井、槍ヶ岳やっつけて上高地まで3泊4日」いきましょう ときたもんだ 拙僧、すかさず「僕の同行は別…

数寄者石山政義の時空遊泳その117 京都 夕ざりの茶事

拙僧の住処、三畳台目の茶室からは朝な夕なに蝉の鳴き声がとても喧しい 自然の巡り会わせとは言うものの、春夏秋冬、日本の四季ほどはっきりしたところはほかにないのではないか 生を享けて以来、日に日にそのことの大事さを想う今日この頃 そう想いつつ、此…

数寄者 石山政義の時空遊泳 その116

今年も御中元の季節と相成りました 有り難くも畏くもいただいた御品物への御礼はいつものとおり絵ハガキで御応えさせていただくのが拙僧の常 確か去年は黄色い単衣着てサ、拙い俳句を捻った絵だったかな・・・・・ 今年の御中元のそれは御覧のとおりランニン…

数寄者石山政義の時空遊泳その115 この茶碗が高台を観よ

この人を見よ!は哲学者ニーチェの言葉だった 当時の時代と思想と戦い、苦悶し、その経験と思索でもって一大著作物をつくった この茶碗の高台を鑑よ、とは室町時代以来の所謂茶の湯文化と思想のこと その茶の湯に凝りに凝った豊臣秀吉とその周りで智謀術数を…

数寄者石山政義の時空遊泳  その114 桜満開の夜

さてと、今年の桜は、ってーと 例年になく今年はケッコー持ったほうではないか 鎌倉は勿論だが東京も今日現在、満開だゾイ で、3日前は日中の冷雨も止んだ帰り方々、八重洲口から日本橋丸善と高島屋までのさくら並木をフラフラ 100メートル彊の染井吉野…

数寄者石山政義の時空遊泳その113 春うらら酒盃

確定申告も終ってサイフのなかはスッテンテンさネ 懐の寂しさ紛れってことでは御座ンせんが本日此処に取りいだしたる酒盃二つ 言わずもがなの高麗青磁に古唐津 かたや12世紀後半、一方は16世紀後半ってところ それぞれの時代と好みが如実に反映されてと…

数寄者石山政義の時空遊泳その112 久し振りの酒盃

ここ2週間、仕事忙しくてモー大変 急ぎ案件も二つ重なって、他の仕事が出来やしないのサ 気分転換にゴルフにいけば相変わらずの105台 でもドライバーと2番アイアンが結構切れて気持ちよかったゼ だからゴルフはやめられない いまどき2番、3番アイアン…

数寄者石山政義の時空遊泳その111 花見がすぐそこに・・・・

当山房の裏山を源氏山方面に散策しているとまだまだ梅が咲いているのを見かける嬉しくもあるが、なんとなく違和感もちらつく 気持ちのなかではまた来年かなと整理できてる筈なのに、眼前とパッと咲かれてはこちらが戸惑ってしまうのだ まあ、受容するしかな…

数寄者石山政義の時空遊泳その110 正月茶事

さて、蝋梅は散ったし梅も萎んで正月気分も終ったところで恒例の某古美術商の茶事のはなしをひとつ この老舗、釜を掛けてからもう50年は経つのではないか そう考えると大変なエネルギーときたもんだが、なによりも道具の組合せにはドエラいものがある いく…

数寄者石山政義の時空遊泳その109 新年恒例の居合初抜き

謹んで新年の御挨拶をさせていただきます 今年はアメリカ大統領のトランプ氏が自国をどうしたいのか、 それは世界を何処までかき回すのか、ということになります いずれにしましても大変な1年、いや2年になりそうです さて、恒例でありますところの、当碧…