数寄者石山政義の時空遊泳その120 師走にちょっと一杯

さてと、平成29年もいよいよ押し迫ってきたし、公私共々大わらわ
そんなときには事務所帰りの立ち寄り一杯位の余裕をもっていないと、師走はとてもじゃないがやってられない

で、御他聞に漏れず今宵今夜は阿佐ヶ谷での19時10分の酒盛り光景
行き付けの料理屋へ入って間髪入れずパパパっ、とオーダーするのが拙僧の常
吉乃川の熱燗に温泉卵、味噌おでん、30分後には蠣フライだゼ、っと潔く張ったもんさネ
ヘッヘッとほくそ笑んでカバンから悠々取り出したる酒盃ひとつ
15年前に手に入れた、やや深めな粉引の平杯(李朝初期)
全体鋭角にして端麗、重さも法量、何よりも眼力鋭い数多のコレクターとの歴戦に耐え抜いた面構えがたまらないネエ
ほんのりと柔らかい肌触り、極寒にはもってこいだア〜
まさに年末での独酌遊泳でサ
そして時は悠々過ぎていくのダ
仕事の合間だからこそのひとときに乾杯!