鎌倉碧雲山房は雲襄亭主 石山政義の数寄者ものがたりにキラリ12

本日はひとつ数寄なる世界をさらり・・・と。
連休のはざま、暇にあかして朝っぱらから何処にいっても初夏のにほいたけなわなる鎌倉は若宮大路八幡宮に向けてダラブラと歩いていたら、ある店のウインドウにあった北大路魯山人の徳利を見つけ、これ幸いということで、懐に入れ、ニンマリいそいそ帰りで早速、昼間から一杯、で、乗ってきたんでちょっと独り言を。

於鎌倉碧雲山房 母屋濡縁に配置されたる魯山人 昼時の初夏陽射しを燦々と受け、気持ちよさそうだ・・・は、傍らに控えよる拙僧か 拙僧が徳利になりしか、はたまた徳利が拙僧になったるか う〜ん、わからんから、また一杯
この魯山人、一般的には「呉州赤絵徳利」というらしいが、なるほど下地の赤釉薬はどぷりとかけるのではなく刷毛で塗っているというでもなし、むしろ、書いているといったほうが的確な表現かもしれない。
そして肩に、魯山人独特の良寛に勝るとも劣らぬやさしくも厳しい書体で「陶々其楽」と金泥で揮毫。そのこころは、って、難しく考えずに字のとおりでいいのサ。悠々自適に数寄三昧なる魯山人が好みそうな言葉だし、おそらくは一対であったろうが、拙僧としては幸いなことであった。
にしても、一合ピシャリ、持ちやすく、注いだ酒の切れもよろしい。形もありきたりでなく、わずかに変化があるところがミソってことだ。
さてと、また一杯! うーん、あれやこれやといったりきたりも、数寄なればこその想いであり、拙僧は若葉のにほいを満身に受け、時空にのせられてふわりそろりと遊泳していくのであった。

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