碧雲山房は雲襄亭主石山政義の時空遊泳にキラリ50

碧雲山房、数寄者 石山政義の時空遊泳50 → トイレの長居は恐い!
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平成22年12月2日早朝、碧雲山房から暁空を見上げる 上弦の月に一番星が鮮やかだ。
さてと、この時空遊泳ブログも50回目の節目だし、ちょっとだけ時間ができたので日常生活に非常に密着した御話をひとつ。
しかも極めて俗っぽい経験をネ、ヒッツヒ!
そう鎌倉は東口にある外資系Mコーヒー店での出来事、正真正銘の事実ですぞ。
ではいきます。
拙僧、横須賀線乃至湘南新宿ライン搭乗前に時間があると駅から1分のMコーヒー店に入って120円コーヒーを貰い、出かけるときにはおかわりをもう一杯頂くことにしている。勿論、無料ってこともあるのだが・・・・(無料は鎌倉だけかもしれない。)
で、この日の飲み物は晩秋というのになんとなくアイスコーヒー。
適当に新聞斜め読み終わってPCプチパチャやってるうちに電車乗るの忘れてしまい、次だな、ってことで調子に乗ってもう一杯飲み始めたところで急にお腹の具合が悪くなってきたのだ。
まずいなア〜、くるかもナ、と、M店のトイレを想いながらも堪えて仕事を続行する拙僧。

文字通りコーヒーブラウン系の落ち着いた雰囲気の外観、つい、行きたくなるような・・・・・・
実はここのトイレ、最近、装いも新たに前面改築、シットリしたブラウンの木目調デザインで照明もやや絞ったりしてちょっとした高級ホテルのロビーとか中級クラブのボックスにいる気分にさせてくれるからつい長居をしてまう。
まあ、そのうち治まるだろうと気分紛らせに仕事を中断し、ブログの作成にかかったところで下腹がググッときた。
(まずい、こりゃ本物だ、やはり駆け込まねばなるまいか、しかし電車の時間が・・・でもゆっくりしたいしなア、どちらを見送るべきか、ウ〜ン!)とかの自己葛藤が始まったのだった。
お腹スリスリ悩むこと5分、その間、3段上りのトイレの方向をチラチラ見遣るのだが3分ほど前にM店アテンダントギャルが通ったくらいで誰もそちらへ向かった形跡はない。
よし、いまだ!やはりここは行くべし、ってことでPC片付け、でっかいカバン抱え、素早くトイレに向けて行動を起こすことに。
そして鼻歌とはいかないが、買い物でも行く感じで涼しそうな顔して購買カウンターをゆっくりと左へ曲がり、慌てずにドアを開けると案の定、誰もいない。
(フフッ、やったネ!)と、おもわずほくそ笑み、準備に取り掛かったものだ。
内ドアを開け、ペタリと座ってみれば相変わらずここの雰囲気はいい、なかは横広の畳一畳くらいはあるだろうか、ウッド調ブラウン色に照明も明る過ぎず頗る居心地よろしく、トレパも新調、ってのも清潔感があって嬉しいではないか。
やがて5分、8分も経つ頃には身体もほつれ、いい気分になったところでニュースでも見ようかとノートPC取り出したのが運の尽きだった。
ネットもつながって次はメールチェックにいこうとすると、外ドアが「ギイ〜」と開く音に続いて拙僧が座っている内ドアにノック音がする。
「コッ、コンコン」、「コッ、コン」と、通常間隔ではなく(この世界は結構慣れてる拙僧なのだ)、やや落ち着きのない破調の叩き方だ。
拙僧はPCを左に持ち変え、中腰で手を伸ばし、やや遠い内側ドアを定石通りに「コッ、コン」っと二つ叩きで応答する。
すると、相手は「チッ!」と言って、パッと、外へ出ていった様子。
なんか、いやなヤツだなアと思いながも、とりあえずは追い払ったことでホっと安心した拙僧。
もう〜ッ、仕切り直しだゼ!ってことでもう一度座り直し、ヨシヨシ、ってなもんで気分取り直して受信メールの返事を打電していく、一件、二件・・・と。
どれくらい経ったろうか、再び外ドアが開き、拙僧が陣地の内ドアのノック音が鳴り響く。
「コッ」、一秒の間を置いて「コン、コンコンコン!」と先程より鋭い音がする。
ほお〜、この落ち着きのない叩き方はさっきのヤツだな、しかも今度はドアをえぐるようで厳しい響きだ。
が、しかし、拙僧、よせばいいのに、おもむろに「コン〜」、「ココンがコンコン〜」てな感じで、軽いリズムをつけて二度目の応答をする・・・恐ろしいことが起こることも知らずに・・・・・
すると、相手は「ズリ、ゴソ」っと鈍い靴音(たぶん運動靴)をたて乍らウロウロしている様子だったが、諦めたのか、内ドアに向かって「ったくヨオ〜、どーなってんだア〜!」と一言、そして外ドアを「バッ」と強く開けて出て行ったようだ。
なんとなく不吉な予感がするなア〜、っと、時計を見ると8時10分、ここに座ったのが7時45分頃だから既に25分は経ったことになるか、そっかア、などと今更ながらの長居好きを脳天気に呆れ返る拙僧。
にしても、ウ〜ン!ちょっと居過ぎたかなア〜、そろそろ退出といこうか、とPCを大事そうに畳み掛けた瞬間、いきなり外ドアが「バアン!!」ときた。
何事かとおもい、身を縮めてシンとしていると、ドスの効いた声で「ったく、まだ入ってんのかヨオ〜、アッタマくんじゃンかよオ〜ッ!」と切り出してきた。ヤバイ、さっきのおとこだ、拙僧の身体が硬直していく。
おとこは運動靴らしき音を「ズッ、ゴソ」っと響かせ「おめエんちのトイレじゃね〜んだぞオ〜、ひとンちのだぞ〜、ったく1時間も2時間も入りやがってさア〜、わアってンのかよオ〜」と、のた打ち回り始めた。
ふえー、怖ア〜、こりゃあ触らぬ神に祟りなし、ってことで忍の一手を決め込んだのだ。
内ドアの中から物音ひとつしないことに余計腹を立てたのかドアを「ガン」っと蹴りながら「何様のつもりか知らねーが、そんなもん、自分ちのところでヤればいーじゃねーかア〜、他人サマに迷惑かけンじゃね〜ヨ、ったくさア〜!」と当たり散らしている。
こりゃ、だいぶ荒れてるゾ〜、しかも個室だからなア、なにを投げ入れられるかわからんからなア〜と、拙僧はジーッと息を殺して身動きひとつしない。
しかし、考えてみれば相手の言うことはなるほどごもっともだし、長居の名人である拙僧が責められても致し方ないなと冷静に反省。
彼の、今の行動は精神的にも肉体的にも限界水域を超えてしまったわけだ。
などと相手の心理を読み取っていると、「ザッ、バチャバチャ、キュッ」っと、蛇口で手を洗った様子。
まさか水を吹っかけるわけじゃないだろな、っと上を見上げる(その間、身支度はそお〜っと済ませた)。
息も荒々しく「おめエー、朝からよオ〜、占領しやアがって、いってエ〜、なんだとおもってるんでエ、くっそう、いつまでも黙りやがっちゃってよオ〜」一呼吸おいて「いいかア〜、ここはおめえのモンじゃねーんだからな、おぼえとけよオウ〜、このオ〜!!]と捨て台詞を吐いて「ガツン、バアン!」と外ドアを叩き、エライ剣幕で部屋を後にしていったのだった。
フウーッ!助かったア〜、にしてもなにも投げ込まれなくてよかったア〜、くわばらくわばらとはこのことだよなア〜、と胸を撫で下ろしたものだ。
そして男が出て行ってから2分くらい経ったろうか、あれだけの台詞を言って消えていったからにはもう入って来ないだろうと確信した拙僧、内ドア鍵を外し、カバンを抱えて恐る恐る手を洗って早々に引き上げようとしたが、何処かで待ち伏せしてるとも限らない。
ここは慎重に如くはなし、ドアからそっと聞き耳を立て、気配がないことを確認して外ドアを開ける、ゆっくりと・・・・・
「ガチャリ、ギイ〜ツ」という鈍い音とともにスッと踊り場に出た拙僧、誰もいないと踏んだものの、呼び止められたらどうしよかとおもいながら平然を装って脇目も振れずにMコーヒー店を後にしたのであった。
いっやア〜、にしても、生まれて初めての、それこそ、うん蓄に富んだ滅多に出会えない貴重な体験をした朝ではあった。
いやはや世の紳士淑女よ、日本に限らず何処にいってもトイレの長居は禁モツ、恐ろしいことになりますヨッ、ということを肝に銘ずべし!

いかがでしたか、茶の湯、居合、山に古美術という数寄者の世界は。今後、当職の聖職である行政書士としてのキラリ日記を挟み乍ら思うが侭につづっていきたいとおもいますので楽しみにしていてください。



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