さてと、少しは涼しくなって、秋空も偶に垣間見る今日この頃
とくると、身も心もゴルフ気分が擡げ、ゴルフ場へのいそいそ通いが始まるのだ
いーことに、ここんとこ、100切り連続
ところで、先だって栃木は宇都宮のレイクランドGCにいったときのことだった

前半51で折り返し、けんちんウドンに生ビール喰らってイイ気分
こりゃア、ひょっとして後半、ひと踏ん張りすれば100切りだぞ、っと皮算用
INの10番、打ち下ろし、右から池が迫ってネ、ちょっとプレッシャー
よし、ってなもんで乾坤一擲、ドライバ叩こうとしたところでこの写真です
真っ黒な鳥が池をウロウロ
蝙蝠みたいな独特の羽バタバタさせて
その長い首を上げては池に沈めてるのだ
なんだろ、っと、打つのやめて、暫し諦観
そーしたら、沈めてた首を一気に天に上げて口にはデッカイ鯉が!
それを素早く咥えて一気に呑み込んじまったのサ
その光景を目の当たりにして、おもわず目が点になってしまった
あの色といいい、羽、首、嘴といい、もしや、鵜ではないか
しかし、鮎獲りならわかるが、まさかこんなところに鵜がいるのか
でも、他のダッファーと検討しましたが鵜という結論に
鯉を呑んだ鵜は悠々と岸に上がって、黒く気持ちの悪い羽をゆっくりと広げてネ
その羽を休めればまだかわいいのに
獲物を食べて満腹の態らしい
いつまでもパタパタと動かしてるのも生々しくて不気味ですねエ
げに恐ろしい光景をみてしまったのです
さて、後味の悪いモノ観てしまったあとの一発
やっぱり、ってな感じで、弱々しい白球は左斜面に着弾
で、そのホールはダボ、でした
それにしても「鵜」だ・・・・・
その昔、吉備の国平定のため吉備津彦命が、賊である温羅と戦さをしました
温羅はついに、矢尽き刃折れて自分の血で染った川へ鯉となって逃がれた
しかし、彦命は天の声に従って、必ずや退治せんとして鵜(う)と化した
鵜となった彦命は鯉に姿を変えた温羅を追跡し、見事に捕食したのです
救われた吉備の国はそれはそれは人間に戻った彦命に感謝申し上げた
それを祭る為、村人達は鯉喰神社を建立したと(岡山県・倉敷市・鯉喰神社
いやいや、いままでのイメージとは、おお違い
目から鱗がおちました
鵜呑みという言葉がありますが、まさにそのとおりですネ
それではまた