谷 文晁

数寄モノ語り その179 雨期の風物と谷 文晁の蝸牛

さてと、5月も終わって、ここ御成山山中も日ごとに湿気の気配が漂ってくる・・・・ そうなると小動物類が今や遅しとばかりに天地から湧き出てくるのだ 「溜まり水を徘徊する蝸牛二匹 奇才 谷 文晁 画 江戸時代」 そう、真っ先に現れるのがトカゲ こいつは無…