梅雨

数寄モノ語り その179 雨期の風物と谷 文晁の蝸牛

さてと、5月も終わって、ここ御成山山中も日ごとに湿気の気配が漂ってくる・・・・ そうなると小動物類が今や遅しとばかりに天地から湧き出てくるのだ 「溜まり水を徘徊する蝸牛二匹 奇才 谷 文晁 画 江戸時代」 そう、真っ先に現れるのがトカゲ こいつは無…

数寄者石山政義の時空遊泳その97 

さてと、世間では梅雨の真っ最中 どんよりとした曇り空から降りてくる霧雨はたとえ傘をひろげようが何処からも忍び込んでくる 一時間もすれば全身が湿りだしてやがてはジト、っと・・・・ そして鬱屈としたものが溜まりだし、いらぬことまで思い出しては悲し…