街の法律家 行政書士石山政義による入国管理にキラリ 

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於 当山鎌倉碧雲山房 山中中庭に咲き出した白紫陽花
6月といえばこの花、ということになるか。そして鎌倉とくれば北鎌倉の明月院極楽寺坂のそれが観賞する側の常道らしい。しかし我が家の山頂に向かう中庭に群生する紫陽花もなかなかなものと自負している。なぜって、環境、水分、湿気、適当な日当たり、と三つならぬ四拍子揃ったところはそうそうあるものではない、などと想ってみたところでどーこーなるもんでもないか

さて、前回は4回に分けて建設業許可についてその取得方法と実際を語ってきました。
一体に許認可という世界、当職も殆どの案件を扱ってきましたが、そのかかるところの法律、判例、通達通りにいかない、所謂、裁量権の最たるところがあることは繰返し述べてきたところ。
本日は、そのなかでも入国管理関係、特に在留資格で一番難しい、というより在留期間と結果判定時間をもっとも要する外国人の永住権の許可取得について語ってみたいと存じますんでよろしく。
そのまえにちょっとした予備知識を二つ、三つ記しておきましょうかネ
日本国においての主な外国人の在留資格には、日本で働くことができる[就労ビザ]、学生等を対象にした[留学・就学研修関係ビザ]、その他[配偶者・定住・永住関係ビザ]、そして通常の短期滞在[観光ビザ]があります。
それら在留資格の取得方法は短期滞在ビザ等その他、特別なケースは別にして今日においては通常、日本国に対し、在留資格認定証明書の発行申請をして、在外領事館または日本国上陸港にて自身のパスポートに証印をもらう方法。
いまひとつは、何らかの在留資格にて日本に在留し(場合によっては短期滞在ビザであっても)、今後の目的に沿った在留資格変更の認可申請をして、認可されたらその場で証印の申請をするという、この二つが代表的な方法。
今回語るところの在留資格の一つ、永住権は後者の取得方法。すなわち既在留者、この場合は就労ビザから永住権取得後においてパスポート持って入管局で変更(証印)してもらうケース。
もうひとつ、この永住権の取得要件で一番大事な在留年数の問題だ。
通常は、就労と在留の合計でいく方法と、日本人の配偶者でいく方法があり、本件は前者のケース。
では早速いきましょオ〜。
やはり、当職のホームページを拝見したとか聞いたとかで、電話してきた中国の女性から・・・
あれは夜も8時回っていたなあ・・・帰ろうかなア〜、とかなんとか債権譲渡の公正証書原稿作成に疲れて頭がボオ〜っとしたときだった。
曰く「もしもしイ〜、イシヤマシェンセ〜ですかア〜、どもオ〜、ワタシイ〜、東京北区に住んでますウ〜、スー・ライチといいますウ〜」っと結構流暢な日本語できたもんだ。
へ〜え、上手いなア、と関心、思わずこう応えた「ハイ、行政書士の石山ですが、ス〜さん、ですか、日本語流暢で、流れるようですねエ〜、いやいや、ホント、気持ちのよい日本語だ」と正直に誉めそやす。
続けて「で、なにか、御用件は?それぐらい格別な日本語ですと、もう何年も日本に在留してるのでしょう、っとなると日本に帰化、永住、はたまた風俗営業許可申請の女性オーナでもなられるんですか」と当たらずとも近いことを適切に先取りして言ったものだ。
すると電話の向うでニコと笑うように「シェンセ〜、さすが早いネ、当たりイ〜!ワタシ永住権取りたいでス」と素直で茶目っ気も充分なところが好ましい。
さらに一呼吸おいて、要諦をついてこう言ってきた「センセイのホームページ、トテモ面白いネ、他のひとと違う、難しイもの解決スル、その文章、トテモ気にいったネ。ワタシ日本来て9年経つネ、ギリギリかなア、ずいぶん待ったネ、センセに相談したイ、頼みたイネ」っと当職を持ち上げるのも絶妙だ。
こうきては断る理由もなく、とりあえず「わかりました、いいですよ。スーさんの依頼内容を聞きましょうか、ご希望の永住権は既に知ってのとおり、在留期間と年収、それと過去に日本の法律に触れてないことがポイントです、それと理由書です」っと基本的な事項の質疑をする。
応える言葉もサラサラリとしたものだ「ハイ、ワタシ、法に触れル、間違ったコト、キライネ。収入、大丈夫ヨ、貿易会社ノ秘書、給料タカイ、OKネ、フフッ!」っと、永住権取得の条件にはどうも自信があるようだ。
ヨシ、活きた案件だな、ってことでいつもの早口調子で「ハハッ、なんかイケそうですね、では明日朝9時、あるいは夕方5時過ぎに当事務所では如何ですか、御持参するものはパスポート、外人登録証、簡単な履歴、それと、もしあれば去年の源泉徴収票を」っとスパっと言ったものだ。
彼女は小驚きの様子で「まア〜、早いイ〜!デ、デモ、OKネ、わかったネ、場所、ネットで調べるネ、イイ、センセ〜知り合えたネ、サンキュ〜、ジャ、明日五時いくネ、バイバイ」っと、これまた決断が早い。
会話を終えた当職、2分ほど瞑想。
うん、立証資料さえキッチリと揃えれば間違いなくいけるのではないか、とみた。スー・ライチ女史の言動が偽りとも思えないし、しかもあの柔らかで流暢な日本語が在日年数と環境の確かさを物語っているといっても過言ではない。
ヨシヨシ、しばし天井を見上げる。といっても回りは本と書類だらけ。ア〜アア、狭いなア〜、とかなんとかブッついてたところで仕方ないよなア〜、おっと時計を見遣ると、もう8時半だナ、ってことは、呑む時間だゾ、もう帰ろっと。
ということで大急ぎでザックに書類を突っ込み、ついでに骨董の本もネ、と、最近お気に入りのデッカイ高麗茶碗の本も入れ込んで準備完了、ダア〜!
そして、また新宿湘南ラインで帰るのだ。そう、いつもの添加物食苦罪株式会社で八海山、ビールに肴はだなあ、異常に白かったポテサラってやつにしようかな、とか考えながら暗い夜道を重いザック背負ってトボトボと阿佐ヶ谷駅に向かう当職なのであった
つづく

いかがでしたか、茶の湯、居合と数寄者の世界とは違う現実の御話は。今後、当職の聖職である行政書士としてのキラリ日記を挟み乍ら思うが侭につづっていきたいとおもいますので楽しみにしていてください。

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