碧雲山房は雲襄亭主石山政義の時空遊泳にキラリ６３

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さてと、前回は初体験のゴルフ談をこの道の基本にしたがって、正直且つ平常心をモットーに語ったところでまたゾロ、ブログ語りの虫が頭の隅から蘇った感だ
元々が拙僧、春は世間がウキウキ、夏はダラダラ〜、ってことで４月から９月まではどうも苦手。替わって秋、特に晩秋、冬は身体が、というか頭脳が冴えるのだ
でと、冴えだしたところで早速、本日は居合の御話しなんぞを語ってみたいと存じます
ではいきます
先日は９月の最終日曜、鎌倉は当碧雲山房の碧水舎道場にて稽古があり、その折に拙僧の弟子が女性日本人通訳付きでイギリス人とﾄﾞｲﾂ人を連れてきた
なんでも空手（弟子は空手の高段者）の後輩ということだが居合にも大変な興味あり、是非に観たいということで四名を招待しての稽古と相成った
真ん中に背の高いのが、右は身体も腕っ節も強そう、換わって左のはこじんまり、そして左端のチョコンとした紅一点
さながら、通訳付きの欧州漫才トリオか。おっとこれは失礼
まあ、それは兎も角、急遽決まったこのイベント、拙僧が拙い居合を御披露させていただくことは勿論だが、どうせならこの碧雲山房全体で歓迎するのが日本のため、ひいては鎌倉の文化遺産登録のためだなと密かに考えた
ってことで山頂の雲襄亭茶室を開けて茶の御馳走することは至極当然であってその環境と素養がある限りその任務は果たさねばなるまいて
しかし、一応、現代の茶の湯の世界では９月末から１０月というこの時期は所謂「やつれ風炉」ってことになるのだがそんな堅苦しいことは拙僧には合わない
茶の湯ってのは臨機応変、その場、そのときに見合ったことを精一杯の心尽くしと鮮やかな機転を利か乍ら綺麗に、そして素早く退屈させないで出来るのも実力のうちなのだ
思い立ったが吉日、ってなことで拙僧の拙い道具のなかから当日の釜から水差し、茶碗、茶杓、薄器、酒器等をササっと頭に描く
で、当日の予定は９時から１１時まで稽古と演武、その後に山頂の雲襄亭にて粗茶一服、続いて気に興じて酒盛りを、などと拙僧なりに計画を立てたものだ
ということでわずか一日の準備で慌しく始まった、ここ碧雲山房を舞台にした珍事ブログに請う御期待
続く
いかがでしたか。今後、当職の聖職である行政書士としてのキラリ日記を挟み乍ら茶の湯、庭、山行、居合、ゴルフ、古美術、そして酒等と思うが侭につづっていきたいとおもいますので楽しみにしていてください。