数寄者石山政義の時空遊泳その100 銀のパター

夏山行以来、仕事だの居合だの、はたまたゴルフだのとバタバタした日が続いちまった・・・・ナ
鎌倉の紅葉は全然だが先日の日帰り仕事で行った
軽井沢なんぞはもう終ってたなア
でも、横にいた会社の社長とかは「いまがサイコーですゼ、センセー」なんて云ってンからおもわず振り向いて
「エッ!?・・・・・・・アンだア?」っと、二の句が告げなかった
しかし、待てヨ!っと考えた
拙僧の感覚からすれば紅葉した葉の本来の色づきを失い、一段と散りだせばもはや四季を愛でる対象ではなく、したがって単なる枯れ葉に過ぎない
軽井沢のこのときの瞬間的な会話はそれぞれが生きてきた環境と文化を基調とした感覚の違いのなせることだった
それにしても、ことほど左様に此度のことに限らず、人間の持てる五感と経験からくる全ての感じ方は人それぞれであって、その受容の仕方も千差万別、ってことだ、ナ
う〜ん、まっ、いーかア・・・・・
さてと、右の写真のパター
純銀、とは云わないが所謂スターリングシルバー80%ってやつ
バックに入れて、ここ3ラウンド使用中
これがとってもイーのだ
だいたいパターの芯ってのはひとつが基本
しかし、最近のパターは技術が発達してアイアンと同じように
アバウトで中ってもそれなに狙いどおりにいく
しかし乍ら、この銀パターはまったくのクラシックスタイルで芯も小さいときたもんサ
したがって一箇所に中らねば、それは惨めな世界が待っている
何でそんなンを使うのだ!?ってどこかの誰かが苦虫潰して横槍を入れてきそうだがドライバ、軟鉄アイアンを含めた拙僧のそれは往年のプロが使用するものばかり
そのこだわりたるや、決して他の追随を許さないのだ
しかし、4年目にして相変わらずのスコア110・・・
とくれば、もはや拙僧に残された道は一徹までのこだわりしかないのサ、ハッハッハア〜ア、っと
で、この銀パター
芯を喰えば、その快音たるや世の中、数多あるパター音をはるかに凌駕し、秋晴れの碧空を越え、遠い彼方まで響いていく・・・・・
その、なんてゆーか銀特有のやわらかさと、「シュクッ」っという内に籠もった音色と銀特有の感触
ウ〜ン・・・・・此の世のモノではないことは確か・・・・・・・
真実に、いぶし銀の世界
観てヨシ、触ってヨシ、聞いてヨシの三拍子揃ったこの銀パター・・・・・
皆さんも是非体験してみてください
そして大いに銀の相場を上げよう?ではありませんか(関係ないか・・・)
さてと、何処かのゴルフ場でこれを使っているヤツを発見したら・・・・・
それはワ・タ・ク・シです
ー銀の石よりー