炎が高く舞い上がり神的なものを感ずる 人間の本能なのか人々はただ黙って見つめているだけだ・・・
拙僧も、早速、碧雲山房山頂は雲襄庵からエイヤっとばかりに150段を一気に駆け降り、母屋から御賽銭を一握り摑んで松飾りを片手に自転車でビューっと馳せ参じたものだ。そう、時間にして碧雲山房の門から6分か・・・
オー、もう人でいっぱいだ、鳥居をくぐり、飾りを納め、御参り。御賽銭を入れ、年始の御挨拶ということで、型どおりに二礼二拍手一礼を・・・今年も皆様が平和に、そして拙僧の聖職も商売繁盛だア〜、それと、これと、あれと、相変わらず御賽銭のわりに願い事は矢鱈に多いのが拙僧の特徴。
さて、問題は、おしるこだ。う〜ん、少し早く着過ぎたの感あり、だ。続々と人だかりが出来始め、おしるこ目指して並びだした。これはまずいなあ、なかなか寒いが、ここはいつまでも火の傍で暖まってるわけには参らぬ、火の効能には頗る未練はあるものの背に腹は変えられぬ、ということで拙僧も列に加わったのだった。
そして並ぶこと15分、申し訳けの100円を奉納箱に納めて、やっとおしるこにありつく事ができた。しかももう一回並び直して二杯いただいたってところが拙僧の面目躍如ってところだ。
でも、年々おしるこの身、つまり小豆が少なくなっているのは気のせいかなあ・・・・・・などと、どーでもいいことを想いながら、寒いなかをフー、ファーし、甘い香りと暖かい火の恩恵にあやかり、このときばかりは今年の景気はなぞと高尚なことは何処吹く風で、無念無双でひたすらに食す拙僧ではあった。
石山政義 法務・行政事務所
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