鎌倉碧雲山房は雲襄亭主石山政義の時空遊泳 キラリ69

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本日は3月11日です
東北大震災から1年目
東京で執り行なわれた日本政府主催の慰霊式を主に、東北、そして全国で式典が厳かなうちに行われた
つくづく日本人の慈悲深さと、ひとをおもいやる精神の高さに感動せずにはいられない
そういう拙僧もこの日、手を拱いてなにもしていなかったわけではないのだ
さて、久し振りなブログ、そのことの実地体験を少し語ってみたいと存じます
ではいきませう
実は、東京は全国の新古美術商の東の殿堂である東京美術倶楽部で行われたある家元主催の茶会に参列してきた
この日の趣旨は家元側の事情もさることながらもう一つの目的は震災1年を経て、被災に遭った方々への祈りを込めた献茶でもあったと承知している
そのなかで一段と感心したのは薄茶席を懸け持った、とある若い美術商の心意気だった
それは彼の道具組合せに如実に表れており以下に組合せを少し載せてみた
床   「微笑」 世尊拈華 打木無聲 云々  玉室 沢庵両筆
花   白牡丹
茶碗  染付 雲堂手(鐘楼)
茶杓  銘「松嶋」 権十郎共筒
菓子  三種 雪に一本松 黄蝶等
正に亭主の覚悟が重く、しかし爽やかに表現されていたのがいい
さて、この広間、100人は入場されたのだろうが、何故か拙僧、成り行きで上席から三人目に座ることになってしまった
しかし、相変わらずの態度の大きさに加えて持ち前の無神経さから全然苦にならないから人間、いつどこでなにが幸いするかわからない?
は、さておき、さっきから綺麗な着物ねえさんの点前に見入ってる利休鼠色の正絹を纏った横の主客、かって熱海はMOA美術館の茶事に拙僧と同席したあの大徳寺の和尚
想えば2年前のことだ・・・・・この因縁浅からぬ和尚・・・・、おっと、このはなし、本日の趣旨に合わないからや〜めた(過去のブログに掲載したかなア
はなしを戻そう 老熟男女100人を前に薄茶席を添え懸けた若き亭主、茶道口からススッと出てきて来客への感謝と本日のもうひとつの趣旨を矛盾なく朗々と語り出し、80畳の広間に響いていく
すると、和尚がおもむろに合掌、自然、一同それぞれの想いを込め、黙祷しだした
正座するもの、頭を垂れるもの、結跏趺坐するもの等、形は様々だ
示し合わせたわけでもないのに瞬間、茶室は祈りの場に・・・・・
あらためて日本人の偉さを、そして茶の湯の何たるかという一方の答えがここにあることを拙僧だけでなく、皆が想ったことだろう
茶の湯は禅との関わりが深い その歴史と伝統を踏まえた床の間に掛けたる軸から花、茶碗等の道具をそれぞれに活かした、このようなかたちでの家元主催の行事、これもまた本日に相応しい一日ではあった
ところで日本政府主催の祭壇右にドデカンと掲げられた「犠牲者之霊」の大字・・・・・気になった方々も多かったことだろうか
この書法、おそらく中国の黄 庭堅(こうていけん、別名黄山谷1045年 -1105年)と張即之(ちょうそくし1186〜1263年)を学んでいると観たが如何であろう
更に言及すれば、鎌倉時代以来、中国から禅風を吹き込んだ大立者であり、また日本禅林墨蹟の名宝にもなっている円爾弁円〈えんにべんねん聖一国師、1202-80)、そしてその師匠であった無準師範(ぶじゅんしはん、仏鑑禅師、1178-1249)の書法にも通じるものがあるのではなかったか
一字づつ分断して観ていくと、少しく力んでいるところ、媚びているところが見え隠れし、形式から離反できず、結果として無限大さに欠け、押し込められた感が否めなかったものの、全体の印象としては相応の迫力があったのではあるまいか


いかがでしたか。今後、当職の聖職である行政書士としてのキラリ日記を挟み乍ら茶の湯、庭、山行、居合、ゴルフ、古美術、そして酒等と思うが侭につづっていきたいとおもいますので楽しみにしていてください。

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