数寄者 石山政義の時空遊泳 その122 平成30年の居合初抜きと茶会

今年も穏やかな正月を迎えて恒例の初抜居合は平成30年1月3日10時20分に始まりました
演武者6名のギャラリー7名と、まずまずの筆下ろし
各者、それぞれの個性ある山内派居合を5本から7本程披露したあとの雲襄亭での茶会
以下、道具組合わせを記します

道場
床 「寿之図」狩野伊川院筆
飾餅 長嶋屋製 器 明赤絵
花  蝋梅、白梅、万両、白い野花を添えて 
花入 古信楽大壺

本席
床 「心 是心大真云々」 大徳寺163世 天祐紹晃筆

花  寒椿
花入 古銅
懐石 (水屋方にはいつもながら感謝致します)
向付  鯛昆布〆・子持昆布、銀杏・刻み柿  器 唐津 自然坊作
煮物  里芋、・栗きんとん         器 古三島深鉢
焼き物 ローストビーフ           器 李朝白磁平皿      
和え物 蓮根・人参・鏑           器 乾山 松之図
珍味  山葵漬・明太子           器 高取四方深鉢
甘物  キンカン              器 信楽九寸平皿 魯山人
汁   雑煮                器 秀平椀写し
菓子 栗羊羹(長嶋屋製)・干菓子明庵(豊島屋製)

薄茶席
床  黄金の雲海にたなびく富士山
釜  天命 二箇所に笹紋 環付 分銅
水差 信楽 鬼桶
茶碗 南宋青磁 天目型
同  絵志野筒 銘「信野」
棗  真塗り 七代目宗哲作
茶杓 「高砂」 片桐宗猿作共筒