行政書士石山政義による法務・行政にキラリ その58

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 どうも鎌倉をはじめ、東京も桜の開花はいまいち、ってとこだし、杉並区は阿佐ヶ谷での残務整理もそこそこに切り上げ、どこかに繰り出そうとおもいきや、あにはからんや、この寒さでは桜どころではなく、新宿駅は「株式会社添加之食品」なる、化学化合物バッチり屋でだな、チューハイ一本になんとなく怪しいビビンバ買い込んで早々に18時48分の湘南新宿ラインに乗り込んだ。
 でと、久しぶりな当職が聖職ブログを昨日に続き、はやいとこやっつけてしまおうってんで風俗営業法(風営法)麻雀業許可の続きを致さんと欲し、正に次なる八海山ヤリながらPCをパチプチ叩き始めた当職なのであった。

鎌倉市は於当山鎌倉碧雲山房 桜が満開にならないうちにシャガが咲き始めたによって撮影した次第。
にしても本日も寒い。こんなんでソメイ吉野もそうだが、山桜も大丈夫かなあ・・・自然との対峙において素直に来るべきものがこないという事態は受け入れる側にとっては辛いものがある・・・

じゃ、いきましょうかね。
 東京は株式会社不容赦グループ総帥である金比羅多重魔氏の依頼案件はやさしそうに見えて、結構、当事者間では処理できない部分があったことは前回のブログ後半でも述べたところ。
 会長とキム・チナベ女史を前に当職は「これだと家主である、この、なんて読むんですかね、そう、合資会社堕落堂は不容赦グループに貸しているだけなんで、経営者であるところのキムさんとの三者関係が見えてこないってヤツでね、会長、そのへんはモチ、OK貰えるんですよねエ〜」っと振ってみた。
 会長とキムさんは顔を見合わせ首を傾げ、キム女史が栗色のロング髪を左手でサッと上げ乍ら「シェンセー、それ、ど?いうことネ、わからないあるヨ」っときたもんだ。
 当職はニコリと笑って「つまり、キムさんがこの店で風俗営業にしたがった麻雀業やっていいよってのを堕落堂が承諾する必要があるんですよ、勿論、不容赦グループさんに対してもね」と簡単にサラリ。
 すると会長がちょっとキツイ顔してこう言ってきた「オウ、当たりめエーだ、承諾もヘったくれもねー、ってもんサ、あいつには俺は800万貸付けてんからな、先生、任してくんな、今っから電話してみるからヨ」っと言って金色の携帯出して堕落堂を呼び出す。
 金比羅氏「遅えなあー、何回コールすりゃいんだアあいつはー、っと、オ、オウ、不容赦グループの金比羅ですウー、ん、元気かね。そう〜、ふ〜ん、いや、それはまだいいんだよ、期日が来てないからね。え?また、いくら?マア、考えておくよ、よしよし、でね、いま、いいかな話してさ」と本題に入るようだが、先方はどうもまた金を借りたいらしい・・・
 続けて「実はね、台東区の、ほれ、警察のそばの、あんたから借りてる店、アんだろ。いや、違うだろ、バカヤロ!うん、それだ、それがどうも俺んとこの名義じゃあうまくないらしいのだよ、ん?そこの部分は、不容赦グループでは・・・、でなくってヨ、ったく、ンどくせーなア〜、待てよウ、行政書士の先生に代わるからさ、ちょっと俺じゃあ分からんからサ」と言って当職に携帯を手渡す。
 いよッ、待ってましたとばかり電話預かり「ども、行政書士の石山ですが、宜しく御願いします、すいません突然に、ハイ、実は」っと持ち前の早口と要領良さで一気に相手を畳み掛けたもんだ。
当職は携帯を返し乍ら「OKですヨ!」っと言うと会長はニンマリ顔で返された電話で堕落堂に「すまねエなあ、ちょっとわけありってやつでサ、ハハ。今度書類持ってくからサ、俺か先生かがサ、ん?さっきの話か、いいよ、いくらだい?でも担保持ってこいよ、そうだ、オウ、それ、あそこのアンタのマンションだ!ん、じゃ、よろしくナ」っと言って電話を切り、まんざらでもない態だ。
 ほ〜、どうも商談も成立したの感あり、ってところか当職が「会長、成立ですね、へへ、どのくらい貸すんですか?」と向けると会長は厳しい顔をして「あそこは資産持ちだがね、まだ親父さんが生きてっからナ、金もそうだが不動産担保も自由にならんのよ、だが堕落堂ってヤッコさん、彼は遊び人でね、金にだらしがネエんだ、親父が甘やかしたんだろうなあ」と複雑な表情。
 まあこれ以上は立ち入らないでおこう、ってことで話を戻す「よかったですね、これで一つの難題をクリアしましたからね、では日を決めて現地で会うことにしましょうかね。その間に用途地域種別と回りの施設をチェックしておきますよ、入院施設だの、児童、学校施設がないことを祈ってださいネ」っと金比羅会長に祈る真似をすると二人とも笑う。
 そしてキム・チナベさんが両手で髪の毛を後ろにもっていきながら「シェンセ、ありがとござマス。これで、営業OKネ、いつできますか」と明日にも営業が出来そうな風。
ここはひとつガツンと言っておかないとあとが大変ってことで、ここだけは静かな口調で「すんませんが、風俗営業の如何なる業種でも許可がでるまでの所要日数は警察への申請受理日から45日は掛かりますヨ、これはキチリと報告しておかねばなりませんので、はい!」と振ると、今度は会長が身を乗り出して「それじゃ、家賃もったいないなア、なんとかならんですかね、先生のチカラ、ってやつでサ、うん」と。
しかし、こればかりはどうもできないのだ、場合によっては55日かかるってことも有り得るはなし。が、依頼人からすればたまったもんじゃない。
今回は麻雀業は人件費もかからずいいのだが、これがクラブだのキャバレーだ、ってことになると今度は女の子の確保で、給料の支払いは待ったなしだ。
そいえば、かのクラブの一件では大変だったな。申請人は我慢しきれない結果、勝手に警察で受理して貰ったから、いいんじゃないかと、しかし当職はダメダッ、って口を酸っぱく言ったにかかわらず密かに営業しちまって、即、警察通報、そりゃあ大騒ぎってっんで、こんときゃア、とんでもない目に遭った。
警察からは、許可申請を自主取下げしろだの、申請人、チーママの事情聴取だのと、流石にこのときは当職としても肝を冷やしたものだった、結果しては許可はもらったものの果たしていまでも営業しているんかなア・・・
 ってなことになりかねないので、この場面では絶対、生半可な回答をしてはいけない、自らの首を絞めることになることを過去の事例を出して説明、会長とキムさんには納得していただき、現地での打合せの日取りを決める為、こう言った「まあ、我慢してください、カーテン閉めればなんて甘いもんじゃないですヨ、当職としても恐ろしく早く申請しますんで、くれぐれも御願いします」と念押し。
続いてせっかちな当職は「思い立ったら吉日、現地へはいつにしますか、明日の4時はどうですか、そう、お二人とも来て欲しいところですがね・・・」と詰問
 すると、会長がキムさんの顔色を伺い乍ら「おう、申請人、管理者は彼女だ、それと、サツ!いや、警察はどっちみち、いつかは現地にくるんでしょ。立会いの日に申請人が質問されて右も左もわかんネエじゃあねエ〜、先生よ、二人でいくサ、先生の時間でいいヨ、な、キム・チナベちゃん」オッと、過去に体験してるだけあって理解が早いぞ、しかし末尾のチャン、ってのが二人の関係を知る道しるべかな・・・まあ、どーでもいいけどサ。
 その素早い対応に当職も負けじと「ありがとうございます、では明日の打合せ前には先の事前調査の全てを終わらせておきますんで、予定としては店舗の面積等、図面を作成し、一週間後に上野警察に申請する予定です」
さらに一歩踏み込んで「それと賃貸人である合資会社堕落堂からはくれぐれも図面を貰っておいてください、青図面でも結構ですから」と早口言葉で立て続けに喋ったものだ。
 二人とも眼をパチクリして頷いているついでにということではないが、よし、っとばかりに最後に一つ、肝心要の報酬の話もせずばなるまい、ってことで、ちょと間をおいて「今回の費用ですが、店舗規模からいきますと◎◎万円と警察に収める手数料ですが、大変恐縮ですが明日、半金を御預かりさせていただきますと大変動きやすいんですが、如何ですか金比羅会長」と、ここは踏ん張りどころだ。
 会長はちょっと黙ったが、素直に「掛かるもンは掛んだ、先生、わアったヨ、俺ア、先生のフットワークさと俺たちと違ってヨ、その、なんツ−か、アンタの真面目さが気に入ってんだイ、ヘッヘ。まあなんとか通してくれナ!」と、ドスを利かして応えたものだ。
 最後の言葉がちょっと気になるが、まあイイや、この際ってことで一言「ありがとうございます、では明日4時に」とカバンにドカドカ書類を突っ込んで失礼をしようとするとキム・チナベさんが玄関まで見送りにでて「シェンセ、よろしイーくネ、許可OKなら、ジャラジャラきてネ」と言って両手で麻雀牌をかき回す手つきがなんとも愉快だ。
 当職はニコっと笑って「ハハ、わかりました、では明日」っと言い残して、株式会社不容赦グループを後にしたのであった。
 潔く会社をあとにしたはいいが、この高円寺には当職を惑わす飲み屋が多い。「居酒屋骨壷」に「料亭墓穴」、ホルモン焼の「グッタリ」と枚挙に暇なく、皆、馴染みな店だ。
 が、ここは一つ思いを断って事務所へ帰らねば、しかしながら、今宵、疲れたによって高円寺も事務所も、え〜い、やめだア、湘南新宿ラインで、もう帰っちまおう、ってことで、またまた新宿は「株式会社添加之食品」にてビールと八海山を買い込み、グリーンに乗り込んで鎌倉への帰途についた当職なのであった。
請う、続く・・・・・
 
いかがでしたか、茶の湯、居合と数寄者の世界とは違う現実の御話は。今後、当職の聖職である行政書士としてのキラリ日記を挟み乍ら思うが侭につづっていきたいとおもいますので楽しみにしていてください。

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神奈川県鎌倉相談室 鎌倉市御成町
石山政義 法務・行政事務所
所長 石山政義 

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