1月4日に執り行われた居合初抜きの道場飾りについて少々語ってみたい
花は例年、庭の蝋梅を中心に寒梅、南天等を挿したものだが
昨年の19号台風で蝋梅は倒れてしまった
それでも生きながらえた幹枝から一輪咲いてたものを挿してみた
補てんとして枝分かれした寒梅を二本、やや高めに投げ込んだ
寒梅との均衡は保てた、とおもう
また、古信楽壺独特の灰とビードロ色に溶けた自然釉を正面にもってきたことによって
花とやきものは一体化
地味ながらも緊張感は保てたかな
全体としては一段と寂びが入ったことは否めない
が、それは筆者の狙ったところではあるのだが・・・・・