世の中、いろいろと喧しい
しかし、日本の叡智が解決するものと確信
ところで、ここに取り上げたる油絵一点
どんよりと曇った空と青暗い山並み・・・
おそらくは後峰は標高1500メートル前後
前峰の低山は500から800メートル前後ではなかったか
そして急な坂道を転げ落ちそうな無人小屋と思しきものがひとつ
近代印象派に近い絵・・・・・
はともかく、誠に不思議な世界に導かされる
注目したいのは空に展開される雨雲
濃淡を付した繊細な描法は真に日本の水墨画
特に江戸初期狩野派のそれを連想させる
日本人ならではの精神が宿んだ油彩描法
その是非は別にして気になる作品