行政書士石山政義による風俗営業法(風営法)にキラリ その60

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於 鎌倉碧雲山房 門を入ると与謝野晶子の句碑があり、彼女の地味なる功績をを称えるように慎ましく咲く白山吹の花 
ここ神奈川県は鎌倉市の桜も一面、桜吹雪ってやつで薄ピンクの散り花が小川のせせらぎが如く、潔く散っていったところで当碧雲山房の門前内すぐ右側には早くも次なる花、そうです白山吹が咲き乱れている。
 いいねえ〜、ってことで、二、三本、母屋の三畳茶室の信楽蹲(うずくまる)に活けて一杯やってるところであるのだが、薄ぼんやりとした茶室床の間に活けたこの山吹の白がボオーっと浮き出てくるのはとても幻想的だ。まあ、これは日本人にしか分からんかなあ〜、うんうん。
 でと、早速に前回の風俗営業法(風営法)フブログに続き第三篇、いよいよ完結だア〜。
 東京駅から横須賀線に乗り込んで気分上々、ビールで喉潤したところで次なる出羽桜吟醸のご登場だ、クウ〜、ッフウ〜、美味い!この、なんつーか、サラリとしてほのかな甘さが伝わってくるのはたまらない。
 酒もいよいよ五臓六腑に染みだしたところで風営法案件の検証をしてみる。
 あれ?まてよ、そういえば今回の店は帰り間際に居抜きとか言ってたな・・・・ならば通常は許可があった筈・・・聞いてなかったぞ、っと砂肝をカリゴリ食べる口が急に止まる。
 だとすれば前の経営者は風俗営業許可証の返納をしたのだろうか、エッ、ヤバ!マズイぞ、もう夜の八時だ、上野警察生安課への電話は遠慮したほうがよい、って彼らは事務ばかりやっているわけでもなく事件が発生すれば風営許可どころではなく当然にそれらの処理へ奔走する。といって、家主には・・・・・
 だんだん酔いが醒め、つぎはさつまあげだ、どころではないゾ、こりゃ兎に角、金比羅会長に一報だ、ってことで、慌ててデッキから電話をいれる。
 出ない!ったく、どっかにしけ込んでるんかなあ、オッ、出たぞ、会長だ!「モシ、あア〜・・・・?オー、先生、どうしたんですかい、今日はどうも・・・・」っとなんとなく鈍い反応。それに人の気配が・・・・・
 この際、彼の今の状況は二の次だ、ってんでこう言った「すいませんネ、遅くに、店の計測等は無事、終わりましたが、一つ気になったので・・・・いま・・・時間宜しいですか」っと柔らかく御伺いをたてる。
 ここは間を置いてはいけないところ、続けて「会長、前の方は麻雀業許可あったんですかねえ、御存知の方?え、わからない・・・」ヒエ〜、これは困ったことになった。
 っとなると家主か、あるいは仲介に入った不動産屋を頼るしかない、ということで当職は「すいません、その、今回の物件を紹介した不動産屋さんの名前と電話番号は」と問いただす。
 会長は眠そうな喋りで「なんていったかな、ここまで出掛かってるんだよ、おい、オメエ、わからねえかア、えー、っと、そうそう、株式会社山師不動産、そうだ、あの海千山千の、あいつだ!」っときた。
当職は「で、電話番号は?」っと問うに、契約書がないから明日だな、っと応えてきたが、考えてみれば当職がコピーを持ってる。
 会長にはその旨伝えて、カバンから契約書を取出し山師不動産に電話をする。南無三、いてくれヨ、っと、出たゾ、曰く「アイアイ〜、山師ですが。」となんとなく化けた声。
当職は丁寧にこう言った「夜分すいませんが、先般、御社が仲介した台東区の店舗の件で、賃借人である株式会社不容赦グループの代理人行政書士、石山と申しますが、ちょっとよろしいでしょうか、はい、すいません」と切り出し、その趣旨を説明、理解と協力を求めた。
 曰く「はいなア〜、はて、どーだったか、」と、なんかダメそうな返事を繰り返すのだが、突然「おオ〜、そうそう、それはワタシが預かってるんだったヨ、うん。そーだったなア、廃業届ってのかいナ?本人の印鑑と署名、貰ろうとるゾ、委任状もなア〜、デッヘヘエ〜、ワタシもプロですんでナ、上野の山師ってのは俺のことだい、っとまではいかないがねエ、ケケ」となんかベタベタしたヤツだなア、ってことはさておいといてと。
 やったア、冷や汗も止まるってもんで落ち着いてこう応えた「そオ〜ですか、それは良かったです、いや、助かりますヨ、では、明日、山師不動産さんに御伺いいたしますので、廃業届提出に関しまして対応策を講じたいと存じます、で当職が警察に行ってもいいですが、あるいは社長が・・・・」と矛を向ける。
 間を置いて彼が「いや、よろしいってことでスヨ、実はネ、店舗預かり敷金から事務手数料ってんでゴッソリ貰ってるんでサ、フッヒッヘ」と不適な笑い。
続けて「ハイ、ってことで、明日にでもやっておきましょう、こんなことは茶飯事でさネ。でないと、先生方も困っちまうからねエ〜、感謝してくださいなア〜、ッヌッヒッツヒ」ときた。気持ちわるウ〜!
 まあ、当職としてみれがそのほうが好都合だ。廃業届というのは紙っぺら一枚なのだが、決して侮ってはいけない。
 あとになって問題が起きることも多々あるはなしなのだ。そう、前借主から風俗廃業意志なんてないぞ、委任した覚えもないとかヘチマだとか・・・・・触らぬ神に祟りなしとはこのことだ。
 兎に角、山師不動産でその処理をやってくれるのは有り難い。これで救われたなア、と座席に戻り、袋に戻したさつま揚げパクリで吟醸酒の呑み直しを図る。
 にしても、よかったなア、これで、難問は解決、あとは図面に添って店舗、特に営業面積境界を決め、その割り出しを矛盾なく計算していけば良い。
 それにライトの数とワット数、椅子の配置にカラオケの設備等の確認とっといったところで大方完了だな、っ納得して、またグビリ。
 これで間違いなく申請は受理される筈だ、そして40日前後で認可になるだろう。ふと、電車の窓越しに不容赦社長の顎の張った強引だが人懐こい顔と、銀狐のような艶のあるキム・チナベ女史の妖艶に笑ってる顔が映し出されたのだった。
 よかった、々、これでもう安心だア〜、ということで、紙袋からレバ焼きを、形が崩れないようにスルリと取出し、満足げに口へほうばりながら立て続けにグビ、ゴクっと、喉を鳴らす当職なのであった。
 

いかがでしたか、茶の湯、居合と数寄者の世界とは違う現実の御話は。今後、当職の聖職である行政書士としてのキラリ日記を挟み乍ら思うが侭につづっていきたいとおもいますので楽しみにしていてください。

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