居合
さて、梅が香っているうちに、急ぎ、鎌倉から梅のたよりをば。 でと、今が盛りの当鎌倉碧雲山房は母屋北西側に咲きたる枝垂れ紅梅の枝を数本切り取って、早速、碧水舎道場に活けてみた。 於当山鎌倉碧雲山房 北側中央に石川丈山一行「少者懐之」を掛ける。 …
立て続けに仕事が入って俄かに忙しくなり、漸く落ち着いたところでサラリとブログをば。 ではいきましょうかね。 神奈川県鎌倉市は鎌倉の於当山碧雲山房 平成22年元旦の飾付け 当山内にある碧水舎居合道場での今年の飾付けは室町初期の渡唐天神像に京都五…
当山は於鎌倉碧雲山房 本日7時半の雲襄亭路地。おもったより雪は積もっておらず少しがっかり 鎌倉は海も近いせいか、そうそう雪は望めなく、過去を思い返すとあと一回かなア 居合の友人K氏が永年の願いであった英信流山内派の最高の伝書である根元之巻をい…
新年明けましておめでとうございます。 鎌倉市は当山鎌倉碧雲山房、山頂の雲襄亭から望む2010年1月1日の旭日 おうサ!大空が、鎌倉が、そして、この世の全てが黄金色に輝く瞬間である。今年も幸あらんことを静かに願う・・・・・ 鎌倉市は於当山鎌倉碧…
数寄者 石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯(その1) 10月にもなると、ここ鎌倉も秋の気配がひたひたと、そう、天地が繰りなす自然のリズとともに確実にやってくる。 鎌倉は於当山鎌倉碧雲山房 2009年初秋、早朝の旭日。対岸の山並みも薄茶色に移ろ…
東京事務所( http://www.ishiyama-office.com) 居合 当山鎌倉碧水舎道場にて舎生募集(http://ishiyama-office.com/iai) 行政書士石山政義の公正証書活用にキラリ(第一話) 金銭消費貸借契約と債務弁済契約に基づく公正証書作成と強制執行認諾約款その1 鎌…
石山政義の恐怖の山シリーズ第8弾(その6完結編) 於当山鎌倉碧雲山房 秋海棠の群生があまりに鮮やか故に撮影した次第。にしても夏からはじまり今の時期まで咲く花も目面しい しかもかわらぬそのあでやかないろと姿には敬意を表してしまう 変貌していくの…
富士山厳冬期登攀恐怖の山シリーズ第8弾その4(その3はこちら) 於当山鎌倉碧雲山房 毎年この時期、ここ鎌倉の海シーズンも盛りを過ぎ、拙僧が寝床としている三畳台目茶室の南西の窓を15センチも開けて寝たぶんには風をひいてしまうほどの冷気が山中か…
鎌倉碧雲山房は雲襄亭主石山政義の恐怖の山シリーズ第8弾その3(その2はこちら) 於当山鎌倉碧雲山房 槿(ムクゲ) 花弁のヒラヒラが夏の風に吹かれると、おおきく真っ白な蝶の如く早朝の碧空に映える さて、本日も一気に富士山登攀の続きということで。 …
鎌倉碧雲山人は雲襄亭主石山政義の恐怖の山シリーズ第8弾その2 (その1はこちらを) ここのところの鎌倉は霧だの小雨だのでしっとりの連続。都会独特の冷たく無機質で断絶的な環境とは違い、自然のなかにあるがゆえなのだろうか、本来なら「うっとおしい…
碧雲山房は雲襄亭、石山政義の茶の湯と居合にキラリ その4(完結編) あー、疲れた、今日も一日よく動いたなア〜、よーし!なんとしても今晩でシリーズ完結だア。 でも、没入するまえに一杯入れないと気分も乗らないんで失礼をば致してグイっとね。 於鎌倉…
碧雲山房は雲襄庵主 石山政義の時空遊泳 茶の湯と鎌倉の四季10 雲襄亭主 石山政義の茶の湯と居合いにキラリ その3 於当碧雲山房内 4月6日撮影 鎌倉は山下飯店にて紹興酒2合呑み、適当に酔っ払って撮ったものの、まだ7分咲きというところか あちこちで…
雲襄亭主 石山政義の茶の湯と居合いにキラリ その2 前回に引き続き、茶の湯と居合の続きといきましょう。 於当山碧雲山房 当日のメイン道場になる鎌倉碧水舎道場のピラミッド型ドーム屋根を当山中腹から見おろす 上部には、新緑が早朝の爽やかな風に揺られ…
鎌倉碧雲山房は雲襄庵主 石山政義の数寄者ものがたりにキラリ7 於拙宅鎌倉碧雲山房 午前8時、当山中腹から見遣る鎌倉街並み わずかな朝霞が朝日とからみあい、辺りが薄紫に染められていく・・・・・春の予感・・・・・ すっかり春めいてしまって、ここ、鎌…
本日は、仕事ブログの合間ということで、先週参列してまいりました桃源郷美術館主催の恒例であります桃源茶会を取り上げて、ちょっと気分転換ということで。 於拙宅碧雲山房 門を潜り、長い階段を上りきると左右に岐れる路がある。そこを左に、さらに二十歩…
母屋、碧水舎道場の飾り附けが完了し、さて、いよいよ最後の仕上げである山頂、雲襄庵の正月飾りだ。 永いあいだの風化により味わいのある石段に・・・200年は経てるのだろうか 冬の木漏れ日がいちだんと鎌倉らしさを醸し出す しかし、数えたことはないの…
正月というふものは、なんだかんだといってものんびりとして愉しいものだ。拙僧も以外とこれでもマメなほうで、大晦日の拙僧自宅門から母屋までの55段の階段掃除と自宅、茶室の大掃除から始まり、床飾り、おせち料理の買出し、と余念がない。特に床飾りに…
我が愛刀、薄紫色の刀袋に包まれ、京都に出張る度にこのまま携行。たまに警官等が不振がるが、意に介さない。 武徳殿での毎度3時間半に及ぶ充実した稽古が終わりを告げ、いよいよ忘年会だ。会場を探すには碁盤でキッチリ分けられた京都の街であるから苦労す…
於拙宅三畳台目茶室 ここの紅葉は拙宅本山ではいちばん遅い 熊笹、お亀笹が色を添えるが・・・・うーん、バランスが・・・ 朝っぱらから京都にて東寺詣でし、弘法大師、即ち空海の偉大な思想に、時の権力者と民衆がいかに縋っていったのかを想像し乍らこの百…
於拙僧碧雲山房山内 12月後半というのに日当たりの具合によっては紅葉を愛でることができる。しかし、流石に彩どりが寂しい すっかり師走になってしまい、12月は走馬灯の如く走っていくの感あり、身体が浮いている状態が続いています。 そんなネコの手十…
俗塵を払って(14) 数寄ものがたりにキラリ(6) 於拙宅玄関 正面引き戸に填められた江戸初期菱形引き手。なかは七宝がちりばめられている。当時の城、武家屋敷ではこのようなところにも、武人として、数寄者としてのセンスが求めれてたことだろうか 仕…
俗塵を払って(9) 鎌倉碧水舎主による居合いにキラリ(1) 碧雲山人之愛刀(古刀室町時代) 刀身二尺五寸、柄鮫皮、柄巻皮、目貫赤銅金笹虎 鍔甲冑師菊鍔。 本日は、本日記では初めてでありますが、居合いについて述べてみたいと存じます。 拙僧、無双直…