当山房の裏山を源氏山方面に散策しているとまだまだ梅が咲いているのを見かける嬉しくもあるが、なんとなく違和感もちらつく 気持ちのなかではまた来年かなと整理できてる筈なのに、眼前とパッと咲かれてはこちらが戸惑ってしまうのだ まあ、受容するしかな…
さて、蝋梅は散ったし梅も萎んで正月気分も終ったところで恒例の某古美術商の茶事のはなしをひとつ この老舗、釜を掛けてからもう50年は経つのではないか そう考えると大変なエネルギーときたもんだが、なによりも道具の組合せにはドエラいものがある いく…
謹んで新年の御挨拶をさせていただきます 今年はアメリカ大統領のトランプ氏が自国をどうしたいのか、 それは世界を何処までかき回すのか、ということになります いずれにしましても大変な1年、いや2年になりそうです さて、恒例でありますところの、当碧…
拙僧が仕事柄、御中元、御歳暮、はたまた日常御礼に、結構な御品物をいただくことがあります お酒をはじめ、野菜、果物、甘いものから酸っぱいもの、辛いもの、お腹たらふくのもの、そして物凄い珍味までと、それはそれはありがたく、嬉しいこと、このうえあ…
めっきり冬になっちまって、今年は秋の気配もなにもあったものではなく、季節感のない、とてもつまらない後半と相成りました さて、先月、当碧水舎居合道場にてちょっとしたイベントが催されたので序でに記録させていただきます 遥々ベルギーから6人の西洋…
ここンところ、ネットでもって1人予約出来るゴルフを続けている とても便利で、しかもそこそこのゴルフ場が、昼ごはん付きで予約できるからとても便利 もっと凄いのはゴルフ倶楽部指定のスタート時間によっては最初に1人予約申込みの女性はプレー代が無料、…
今年から8月11日が山の日ということで旗日となった 拙僧が登山基地である扇沢に入ったのは8月10日の11時半 食事だ、なんだとやって山にとっかかったのが12時半 そして種池山荘に着いたのが16時半だ 種池から見遣る240度は相変わらずの中途半…
例によって極暑の季節と相成りました ってことで我が日本居合連盟関東支部では昨日、拙宅碧水舎にて納涼居合を催したのでした 居合連盟関東支部の道場主とその一味が集まってのそれは、地味ながらも中身の濃い充実した2時間 拙僧の演武は、ってーと、前身、…
(床はどこまでも碧い空をバックに純白の雪と黄金色の霊雲も鮮やかな不二山) ところで母屋の三畳台目で寝食している拙僧、北に台目床、東南側と西側に二つの客付窓と小さな点前座窓が一つ、それと躙り口(にじり)という質素な草庵 その密室草庵では山内中…
さてと、早速平成28年1月3日の初抜き居合いと茶事のおはなしの続きをば! (左写真は元旦の道場飾り半ば) この日は天気も上々、早朝からの拙僧、母屋から道場、茶室への何回もの往復で既にクタクタ 道具の運びから水屋掃除、はたまた道場の花飾りの準備…
(写真は剪定された山茶花に囲まれた雲襄亭の蹲) さてと、本題に入る前に大晦日の出来事をひとつ・・・・・ この日は当山、茶室雲襄亭では恒例の行事、一年の感謝と、向う新年への期待を籠めた除夜の鐘撞き そりゃアー、朝から庭師兼大工さんに、ここ2年ほ…
夏山行以来、仕事だの居合だの、はたまたゴルフだのとバタバタした日が続いちまった・・・・ナ 鎌倉の紅葉は全然だが先日の日帰り仕事で行った 軽井沢なんぞはもう終ってたなア でも、横にいた会社の社長とかは「いまがサイコーですゼ、センセー」なんて云っ…
夏休みを利用して一年振りに山に入った 相も変らずの後立山連峰だったがこの地域は重厚な山がいくつも群を成している 辛苦を重ねて十数回この界隈を登攀している拙僧にとっては嬉しいことこの上なかったのだ 信濃大町駅を登山駅として扇沢から雪渓詰めて蓮華…
梅雨も上がってここ鎌倉も御他聞に漏れずド暑い夏が・・・ 恒例の鎌倉花火大会はなんと中止 新聞読んでわかったことですが毎回度に打ち上げ花火の旅客船団ならぬ東京湾からの火薬打上げ船団が出張とか・・・ そして江ノ島沿岸に停泊、満を持してイザ出陣、っ…
さてと、世間では梅雨の真っ最中 どんよりとした曇り空から降りてくる霧雨はたとえ傘をひろげようが何処からも忍び込んでくる 一時間もすれば全身が湿りだしてやがてはジト、っと・・・・ そして鬱屈としたものが溜まりだし、いらぬことまで思い出しては悲し…
(左写真は門から入った正面燈籠後方石垣に咲く著莪の花) 春を賑わした花々もサッと、あるいはモノによってはジタバタと散っていってしまった そして鎌倉の山々は愈々緑が深まっていく・・・は、森羅万象が出来事 ゆえにいつものとおり素直に受容してていく…
(左は当碧雲山房山内の北側に咲く山ざくら) 久し振りな散文を・・・ 早朝、家を出てまだまだ回りはさくらが残ってるんで、ふと当山を振り返ったところ、その中腹に薄い霞に煙った山ざくらが散ることもなく拙僧の眼に飛び込んできたんでおもわずパチリ おも…
今年もオっと11月がきてしまった(右下は当碧雲山房から観る11月13日6時半の旭日) ったく、ゴルフも全然上手くならないし、といって軟鉄アイアンはどんどん増えていくしサ おかげさまで拙宅の三畳台目茶室はアイアンと茶道具だらけで寝る場所もない …
今年の鎌倉での、っていうか拙宅付近の山、っていったほうが良いかもしれないが秋の到来は理想的 なにが、ってゆーと拙僧の天敵である蚊が激減していつもの半ズボンで山内を闊歩していてもヤラれないのです 例年ですとちょっと足元の草をムシってただけで、…
さてと、久し振りなご登場です ここ碧雲山房のつくつく帽子蝉の声も悲しいほど小さくなっちゃって、正に残暑も終わりを告げようとしております で、1月の茶事、ってゆーか、宴会みたいなブログ出したっきりで半年以上もアにやってんだヨー、とか云われそう…
(写真は当雲襄亭路地の蹲。小鳥、栗鼠、偶に鳶が喉潤しにくる時は結構見応えがある) 今年も恒例の寂び道具屋では日本の五本指に、いや三本指といってもよい美術商の初釜に馳せ参じてきました お日柄もよろしく日曜ということもあり、しめしめと午前は相も…
にしても居合と茶の湯、催すたびにいつも考える なにをって、そのこころとかたちの共通点の存在、がだ・・・・・ 探れば探るほどに太く細く結びついてくるのだが果たして万人が認めるか、となるとまずは理論武装しないといけないがこれについては語る側もさ…
さて、あっという間に1月の満月はお開きで半月を過ぎました 忘れないうちに恒例の当鎌倉碧雲山房は碧水舎での無双直伝英信流山内派の初抜居合と雲襄亭における宴、それと粗茶一服の行事の御報告をば こちらも無事和気藹々のうちに三々五々、綺麗にお開きに…
(写真は松葉づくし金蒔絵引き杯 目出度い時には上げ底の蔵から引き出して一杯) 今年は1月の仕事初めからバタバタと忙しい とはいうものの個人的嗜好は別のはなし ってことで先日、某古美術商からの新春粗茶一服案内に仕事サボっていそいそと銀座まで・・…
新年明けましておめでとうございます 御覧のとおりの当碧雲山房における正月雰囲気を御二つばかり・・・・・ 山頂は雲襄亭での旭日であります ちょうどこの位置の麓には大変地味ですが雰囲気抜群の妙本寺があります この寺を訪れた感受性豊かな方々は感じた…
タイフーン28、29号は幸いに日本列島をかすめ、余計な雨雲も全て一掃、本日27日のここ鎌倉は秋晴れこの上なし さてと、当碧雲山房ではこの日曜日、朝の8時半から藤沢、川崎、そして地元の鎌倉辺りから、いい大人が車やら電車やらで当山房を目掛け、い…
久し振りにスナックへ、といっても拙僧は歌は一切やりませン・・・所謂ゲコ、ってやつでゲス この日は当碧雲山房に入っていただいてる大工さんと打合せ方々の一杯やっての二次会ってことに相成りました で、店の名前は「当たるモ八卦」・・・・・占いの店じ…
俗塵を払って(9)鎌倉碧水舎主による居合いにキラリ(1)碧雲山人之愛刀(古刀室町時代) 刀身二尺五寸、柄鮫皮、柄巻皮、目貫赤銅金笹虎 鍔甲冑師菊鍔。本日は、本日記では初めてでありますが、居合いについて述べてみたいと存じます。拙僧、無双直伝英…
早朝の南八ヶ岳の稜線 横岳、大同心、小同心の鋭い岩稜に東から光線が放たれ、そのシルエットが神々しい 今夏山行、蓋を開けてみれば一泊二日の八ヶ岳行でした さて、毎度茅野駅降りで美濃戸口からの6時間トロタラで赤岳鉱泉小屋着 ここで思案六法、赤岳は…
ここ1年ほど集中的に歯医者に通っており、いよいよ治療もクライマックスなのだ 左犬歯から奥へ4番、5番と2本虫歯の削りも終了、ブリッジ形式で嵌めるみたいなのだが、なんだか難しい問題が出た・・・・・ って、お金のはなしもあるが、その理不尽さに・…