古美術
鎌倉碧雲山房主人 石山碧雲の時空遊泳 偏屈堂の巻その2(その1はこちらから) 事務所URL http://www.ishiyama-office.com Tel 03-3317-3388又は0467-23-3377 居合 鎌倉市は鎌倉碧水舎道場にて塾生養成中(http://ishiyama-office.com/iai.html) Tel 046…
鎌倉碧雲山房主人 石山碧雲の時空遊泳 偏屈堂の巻その1 事務所URL http://www.ishiyama-office.com Tel 03-3317-3388又は0467-23-3377 居合 鎌倉市は鎌倉碧水舎道場にて塾生養成中(http://ishiyama-office.com/iai.html) Tel 0467-23-3377 於 鎌倉碧雲…
茶室の隠れた脇役、炉壇 「小豆石」(あずきいし)と「来待石」(らいちいし)について 事務所URL http://www.ishiyama-office.com 居合 鎌倉市は鎌倉碧水舎道場にて塾生養成中(http://ishiyama-office.com/iai.html) 於 鎌倉碧雲山房 ちょっと一杯、右…
鎌倉碧雲山房から見遣る対岸の朝陽出る時間は日毎に早く、そしてその御目見えがわずかづつ右から左へと移動していく。自然の法則にしたがったまで、といってしまえばそれまでだが、こうリアルに毎日垣間見ていると世の中のこと、身の回りで起こっていること…
ここ二日間は雪が降ったり雨が降ったりで三月としては珍しいことだ。 於当山鎌倉碧雲山房 門を潜り正面の岐路には石垣と熊笹、お亀笹を背景にした江戸中期から後期にかけた燈籠が立つ この熊笹連の中に混じって早くも新笹が吹いており、天気が、世間が、とか…
雲襄亭主の時空遊泳 石川丈山その2 梅は散ったか桜はまだかアー、なぞと悠長なことを言ってはみたものの今週は流石に余裕がなくなってしまいそうだ。 営業譲渡の行政側との決着だの、留学から技術への在留資格変更の理由書の作成四本、永住権申請依頼に果て…
三月ってのは、あっという間、況や六月までにおいてをや、っといつもながら想うまもなく、今年もいよいよ確定申告の時期になってきたなあ、拙僧も行政書士という聖職の真っ只中にあり、当然個人事業主が故、この季節になると机上だの電車内だので、それ、伝…
立て続けに仕事が入って俄かに忙しくなり、漸く落ち着いたところでサラリとブログをば。 ではいきましょうかね。 神奈川県鎌倉市は鎌倉の於当山碧雲山房 平成22年元旦の飾付け 当山内にある碧水舎居合道場での今年の飾付けは室町初期の渡唐天神像に京都五…
当山は於鎌倉碧雲山房 本日7時半の雲襄亭路地。おもったより雪は積もっておらず少しがっかり 鎌倉は海も近いせいか、そうそう雪は望めなく、過去を思い返すとあと一回かなア 居合の友人K氏が永年の願いであった英信流山内派の最高の伝書である根元之巻をい…
新年明けましておめでとうございます。 鎌倉市は当山鎌倉碧雲山房、山頂の雲襄亭から望む2010年1月1日の旭日 おうサ!大空が、鎌倉が、そして、この世の全てが黄金色に輝く瞬間である。今年も幸あらんことを静かに願う・・・・・ 鎌倉市は於当山鎌倉碧…
雲襄亭主石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯にキラリその7(その6はこちらから) 於当山鎌倉碧雲山房 山中腹の石段から中庭を見遣る。 やや傾斜のある当山中腹から東南東に向けて斜めに位置し、燃えるような紅葉を放つ楓の一群。景勝地多々ありと雖も、お…
雲襄亭主石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯にキラリその6(その5はこちらから) 於当山鎌倉碧雲山房 久しぶりの雨が降った翌朝、山内散歩でもしよっかな、と母屋石段を降りていくと、なんと紅葉が一葉、空中に舞っているではないか。おーっ、なんだろう…
数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯にキラリその5(その4はこちらから) 於当山鎌倉碧雲山房 母屋三畳台目茶室前の庭 手水鉢は東京の或る有名な茶室解体に伴い、目利きの某古美術商の店先に大事そうに布を掛けて置いてあったのを目敏い拙僧のこと、…
数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯その4(その3はこちらから) 当山碧雲山房において 朝、5時40分、母屋デッキから天空を見上げる(下方の樹林が南 風はわずかに西南西から東にながれている) 白黄金色染められていく綿雲と、うろこ雲が交差し…
数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯その3(その2はこちらから) 鎌倉は碧雲山房の母屋から東南方向を見遣るたびに対岸の山並みは赤く、あるいは黄色く刻々と染められていく。 当母屋も周りだけは落葉樹が多く、一日経つとデッキには、黄色だの赤、…
数寄者石山政義の洞庭秋月亭における茶の湯その2(その1はこちらから) 鎌倉は当山碧雲山房にて・・・秋らしい早朝の日差しが竹林を照らす。 木漏れ日ならぬ竹漏れ日といったところか。凛々しく、直線的で鋭角ながらしなやかさをもあわせもつこの竹林、い…
富士山厳冬期登攀恐怖の山シリーズ第8弾その5(その4はこちらから) 仕事に追われたり、考え事、ものを書いたりしていると、精神的、肉体的に疲れ果て、やれ観念だのヘチマだのという世界から離れたくなる。そんなとき、拙僧の場合はこのような理屈は抜き…
当山は於鎌倉碧雲山房 早朝、門を入った右側傾斜に咲く朝顔。去年は咲き乱れ、頗る華やかであったが今年は一花開いては散るというあはれなものだった。山房内の環境は変わっていないはずなのだが、いきものにはすべてリズムがあるとするならば今年はそういう…
ここ2、3回ばかり仕事ブログを綴ったんで、小休止ということで数寄な戯言を適当にいってみたいと存じます。 於鎌倉碧雲山房庭 中庭の約2メートルの石垣のもとで咲く半夏生(ハンゲショウ)、もとの名は半化粧というとおり、地が青い筈の葉が半分白いとこ…
ここのところ、ここ鎌倉は小雨が降ったり止んだり。百足だの蚊だのと、およそ山で生活する限り、やっかいな輩が出没するのは当たり前であるし、当の昔に簡単に受容してしまった。 本日も前回の骨董屋巡りの続きとうことで 於鎌倉碧雲山房 あちらこちらに群生…
鎌倉も一段と緑が深くなり、当碧雲山房も若葉青葉が真っ盛りっていうか、鬱蒼としてきて今年もまた夏を迎えることになるのだ。 自然はその摂理にしたがって当然の繰り返しをするが生身の人間はそうはいかない。よって季節のうつろひをしかと受容できるか否か…
碧雲山房は雲襄亭、石山政義の茶の湯と居合にキラリ その4(完結編) あー、疲れた、今日も一日よく動いたなア〜、よーし!なんとしても今晩でシリーズ完結だア。 でも、没入するまえに一杯入れないと気分も乗らないんで失礼をば致してグイっとね。 於鎌倉…
碧雲山房は雲襄庵主 石山政義の時空遊泳 茶の湯と鎌倉の四季10 雲襄亭主 石山政義の茶の湯と居合いにキラリ その3 於当碧雲山房内 4月6日撮影 鎌倉は山下飯店にて紹興酒2合呑み、適当に酔っ払って撮ったものの、まだ7分咲きというところか あちこちで…
雲襄亭主 石山政義の茶の湯と居合いにキラリ その2 前回に引き続き、茶の湯と居合の続きといきましょう。 於当山碧雲山房 当日のメイン道場になる鎌倉碧水舎道場のピラミッド型ドーム屋根を当山中腹から見おろす 上部には、新緑が早朝の爽やかな風に揺られ…
雲襄亭主 石山政義のキラリな挿絵 於母屋三畳台目床間 定石通り真塗矢筈薄板に12世紀高麗青磁瓶に活けた著莪(シャガ)の蕾・・・ 自然、かたや作為ながら、ともに時空を超え、格、色合いとも、ピタリと一致し、全体に高雅さが感ぜられると拙僧は考えるの…
正月茶事その3 於拙宅碧雲山房 削りも荒々しい鎌倉彫朱塗半月盆に取り合わせたる向付けと酒盃 前者は白地に染付が効いている木の葉型古染皿 5時間〆たヒラメの昆布〆を厚さ3ミリから4ミリ程で五枚盛ってみた この器のゆったりとした大きさは次にくる焼き…
於拙僧碧雲山房内 早朝、東側門から階段を48段ほど上り、右に曲がるところのゆるやかな左側斜面に咲く寒椿 朝陽の光りが眩しいが、その光りの陰陽さのせいか花の紅さが一段と冴えている さてと、1月31日11時よりの茶事に馳せ参じ仕り奉り候、ってこと…
今日は平成21年1月31日 まことに時の過ぎ去るのは早い。 於拙宅鎌倉碧雲山房 東北東に位置する自然を生かした、やや小高い築山型式の庭 母屋からゆるやかに回り込んだ石段の右には小雨に濡れた熊笹が群生している そして、きりりとした姿のよい灯篭を背…
鎌倉は碧雲山房内における鎌倉碧水舎道場での居合の初抜きが終わったところで先の続きである床の間飾りを語ってみたいと存じます。 「渡唐天神像」 白と朱の胡粉が鮮やかに残っており室町以前の古画独特の妖しい光彩を放つ 表具の形式は神聖表具 真の行 一文…
正月というふものは、なんだかんだといってものんびりとして愉しいものだ。拙僧も以外とこれでもマメなほうで、大晦日の拙僧自宅門から母屋までの55段の階段掃除と自宅、茶室の大掃除から始まり、床飾り、おせち料理の買出し、と余念がない。特に床飾りに…